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設計 太田のブログ|滋賀(長浜・米原・彦根)で木の家 注文住宅・リフォームなら 長浜の工務店、豊住研へ

完成間近

厳冬只中の頃に上棟した南高田の家。

度々の除雪に辟易した記憶も忘却の彼方となりつつある初夏に

ようやく完成を迎えます。

外構も並行して進んでいるため

現場は少々(職)人口密度が高めになっております。

市内中心部にありながら、ゆとりある敷地で

庭遊びも十分に楽しめる計画。

ご入居の日を今か今かと待ちわびておられるところですが

大事な最終仕上げ工程、今しばらくお時間くださいませ。

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※施主様のご厚意により、完成見学会を開催いたします。

 詳しくはこちら。

祝 上棟

この冬は、繰り返し来襲する大雪に翻弄されるばかりでありますが、

長浜市内某所にて今月初旬に予定していた上棟も2度の延期を経て

ようやく上棟と相成りました。


時折小雪のちらつく空模様ではあったものの

雲間から射す陽射しは暖かく、作業は順調に推移。

施主さまの一日を通してのお心遣い、職方へのサポートもいただき

日暮れを待たずに屋根仕舞いまで無事完了することが出来ました。


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全国一の森林率を誇る高知県は梼原町産のヒノキとスギの構造体は

長期優良住宅のお墨付き。

選別、乾燥、グレーディング管理がしっかりと成された純国産材であります。


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寒風吹きすさぶ中、終日お立合いくださりありがとうございました。

腰を据えてじっくり進めて参ります。

新旧の建具

築30余年のリノベーション。

畳の間から板の間へと、ガラリと雰囲気を変えた客間です。

座敷との間仕切りは元からある彫刻欄間と、襖は襖紙を張り替えてそのまま利用。

リビングとの間仕切りは、シンプルな荒組子の障子と

採光と視線の抜けを狙った透明ガラス欄間を新調。

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広縁との間仕切りは、紙貼り障子欄間を外し

別の部屋の使わなくなった組子欄間をリメイク。

ガラス障子も元からあったものを再利用。

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三面三様の建具に囲まれ、モダンと古風が共存する空間。

昨今あまり使われなくなった、手の込んだつくりの木製建具ですが

フォーマルな用途も想定される空間をぐっと引き締める

重要なアイテムなのであります。

リノベーション現場より

盛夏の頃より着工し、着々と進行中の築30余年のリノベーション。

リノベプランだけでなく、仕上げについてもすべてコーディネートさせていただくのですが

住まい手さまにもチョイスする楽しみを感じていただきたい、

何事もあれこれ検討し、思い悩む時間が楽しかったりするものです。

ということで、沢山のサンプルを取り寄せ、悩みに悩んでチョイスされたキッチンタイル。

微妙にバラつきのある形状と水面の揺らぎのように光を反射する、

ちょっとレトロな風合いも感じられるタイル。

杉板との相性も良し、いい雰囲気のキッチンになりそうです。

 

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南に直面する開口部のない田の字間取りの空間に、自然採光を補完するトップライト。

毎日キッチンに立つのが楽しくなるように。

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気密断熱の強化もきっちり成されているので

この冬はその効果を観測してみたいと思います。

インプットの一日

昨日は、かなり久し振りの集まり、

OMソーラーに参画する工務店の有志が集う勉強会のため

京都北部、福知山まで行ってまいりました。

このご時世柄、移動は単身、車にて、道中どこにも立ち寄らず・・・

かつてのように、各地に足を運んで互いに切磋琢磨、自己研鑽といった活動が行い難い日々が続いておりますが、そのような中でも互いがきちんと対策を講じながら、新しい行動様式の中で着実に歩を進めていかねばなりません。

手の内にある材料だけでは思考、発想、技術の発展、広がりにも限界があり、

やはり、家づくりの最前線で奮闘する仲間同士での研鑽の場は大変貴重なものです。

定期的にインプットすることが、新たなアウトプットを生む原動力なのです。

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リモートというツールは大変便利ではありますが

現場で五感を働かせて受け取る情報量には及ぶべくもありません。

双方を上手く活用していかねばなりませんね。

夏を迎える庭

住まい手様宅3年目の庭

植えた当初は少し頼りなかった植木達も、今や地面にしっかり根を張り

旺盛な成長力でその葉張りをぐんぐん広げています。

雑木が主体の庭は、数年のうちはそれぞれの成長にまかせて

ちょっとした雑木林のような雰囲気をつくるのが醍醐味。

DIYされた芝生も青々とした新芽を伸ばして、寝転がったら気持ち良さそう。

まさにこれから夏を迎える庭といった雰囲気。


しかしまだまだ、木々はようやくこの環境に馴染んできたところ。

本格的な成長はこれからです。

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祝、ご入居

4月某日、彦根の家。

昨秋の地鎮祭より約半年の期間を経て、

いや、計画の始まりから数えれば、ちょうど一年。

大変心待ちにされていた新居へと無事ご入居いただきました。


お会いした当初から、太陽熱や太陽光エネルギーを活用するOMソーラーのコンセプトに共感いただき

敷地の立地、環境を最大限に生かしたパッシブな住まいを目指しスタートした今回の計画。

その最先端である、太陽光発電、太陽熱利用を組み合わせた全館暖冷房、給湯、熱交換換気の機能を備えたOMXシステムを導入し、必要最小限の消費エネルギーで一年を通して快適環境を維持しつつも、ゼロエネレベルを達成する住まいとなりました。


住まいの中心に位置するキッチンに立つ。

全体を見渡す、まさに司令塔のような場所。

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この日の記念に家族みんなで手形式。

これから始まる賑やかな毎日が目に浮かびます。

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今は過ごしやすい中間期ですが

これから梅雨に入り、夏を迎えるにつれ、OMXの恩恵を十分に感じていただけることでしょう。

真新しい家での暮らしを日々楽しんでいただければと思います。

珪藻土塗り

現在、屋内仕上げ工程真っ只中の彦根の家。

本日、職方さんが立ち回るその合間を縫って

施主さま自らの手による珪藻土塗りを敢行いたしました。

朝から暖かく穏やかな空、左官仕事には打って付けの日和。

限られた時間のため、一室だけの施工ではありましたが

2時間余りをかけてしっかり仕上げていただきました。

大変お疲れ様でした。


ようやくコテの扱いにも慣れて楽しくなってきたな・・・

という頃に作業完了、

これはいつもの如く・・・

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ともあれ、いつも目にするところにご家族自ら手間を掛けた跡があることで

きっと家づくりの良き記憶となって残りつづけることでしょう。

さて、いよいよ工事も大詰めです。


※完成見学会を予定しています。

 詳しくはこちら。

想定通りの眺望

建物内外とも、着々と進行中の彦根の家。

屋根面には太陽光発電と、さらに太陽熱利用も兼ね備えるOMXシステムのパネル設置も完了し

完成後の本格稼働が待たれるところであります。

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彦根の中心部においては、一昔前ならば田畑が広がり

長閑な町並みであったような場所も

古くからある集落内部にまで宅地開発が進んだ現在では

遠くまで視界が開けた土地は今や貴重な存在となりつつありますが

当地はそんな恵まれた場所にあります。

となれば、その利点を生かさない手はない。

事前の現地調査を元に、最も眺望のいい場所を想定し、

そこに滞在時間の長い部屋を配置し、

ここぞとばかりに視界が開ける窓を穿つ。

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想定通りの結果とはいえ、実際にその眺望を目前にするとやはり嬉しいもの。

この景色が変わらずあり続けてくれることを願うばかりです。

毎日、意識的にせよ、無意識にせよ、ふと目にする窓の向こうの景色が

住む人に与える影響は決して小さくないと思っています。

居心地のよさを担保する

居心地がいいな、と感じられる家の指標は

意匠的な観点では、人により好みは多種多様でしょうが、

夏は涼しく、冬は暖かい暮らしが、光熱費を抑えながら実現できる、

さらにそれは特定の部屋だけでなく、家じゅうが快適に保たれている、

そこに関しては論を俟たないでしょう。

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数日がかりでセルロースファイバーの吹込みが完了した彦根の家。

未だ内部はほぼスケルトン状態ですが

高密度に吹き込んだセルロースファイバーの

気密断熱と遮音効果はすでに感じることが出来ます。

今回、その温熱面の住み心地を左右する基準の一つである、

建物全体の気密性能の測定を専門の測定士さんに依頼し、

住まい手さまも立会いのもと実施。

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結果、大変高い気密性能が確保されていることを確認出来たのでありました。

ただ、過度に気密性能の数値を追い求めることにあまり意味はありません。

気密はあくまでいくつかある指標のうちの一つ。

目的は快適な室内環境が少ない光熱費で実現できる住まいをつくる、という事にあるので

断熱気密は勿論のこと、断熱材自体の熱を蓄える能力、調湿力、遮音吸音力、

夏は日射を遮り、冬は日射を取り込むための庇や窓の取り方、

基本性能を備えた上で導入する、パッシブ全館空調システム、

それらの総合的な設計施工の結果なのです。


ともあれ、今回は一つの指標が達成された。

本当に住まいを心地よくする仕掛けは、まだまだこれからなのです。

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