現場も着々と進行中の『宮司の家』では
住まい手さまも家づくりに参加してくださっています。
先週土曜日は、ご家族揃っての大仕事、
外壁に張る杉ヨロイ板の1回目の塗装が敢行されたのです。
外壁がほぼ総杉板張りのため、その枚数も半端じゃない、
その数、実に二百数十枚!
弊社の作業場にて、ひたすら塗り進めていく一日。
子供達も服が汚れるのも気にせず、果敢に塗りに参加。
なかなか斬新な刷毛使い・・・
少々色ムラが気になりますが・・・
フム、これくらいは2回目の仕上げ塗りできれいに仕上がることでしょう!
朝に始まり日が暮れるまで、まさに丸一日かけてすべての塗装が完了しました。
大変、大変おつかれさまでございました!
ずらりと並んだ塗装済みの杉板、壮観です。
これで少々の乾燥時間をおいて、次は2回目の仕上げ塗りへと。
もうひとがんばり、よろしくおねがいいたします!
10月に上棟した『宮司の家』は、大工さんの造作工事が順調に進行中。
難しい納まりも、ああでもない、こうしてみよう、などと思案しながらも
そんなプロセスも楽しく、現場は進んでいます。
豊住研の家ではめずらしく、東西に流れる切妻屋根の外観。
東面は2階から1階まで続く、大屋根がかかります。
東方は視界を遮るものはなく、雄大な景色が眼前に広がる。
2階の部屋の天窓からも、この眺望を楽しむことができます。
まさに、立地条件に恵まれた土地だけの恩恵、
これを活かさない手はありません。
あと2週間もたてば、雪化粧と変わるのでしょうか。
先日、諸用でお伺いさせていただいた、
完成してから10年ちょっとになるお客様宅のアプローチ。
当時、まだまだ華奢だった植栽たちはすっかり逞しい幹周りに育って
旺盛な枝張りが玄関までのアプローチに覆いかぶさるように伸びています。
まさに、緑のトンネルをくぐるようなアプローチへと成長しました。
レッドシーダーでつくった階段もまだまだ良好な状態。
塗装が剥げてヤレた今の状態のほうが
かえって今の雰囲気に合っているように思います。
木々がこれから本格的な紅葉を迎えると
毎日ここを通るのが楽しくなることでしょう。
やはり家や玄関の佇まいは
植栽によって一段と引き立ってくるものです。