只今、外壁の杉板貼り施工中の『OMソーラー 富田町の家』
一見、焼板のようにも見えますが 厚さ15ミリの杉板に当社倉庫で前もって塗装を施したものです。
かなり濃いめのつや消しダークブラウン色。 その分、ホワイトサッシの輪郭がくっきりと強調されて
なかなか引き締まった外観になってきました。
杉板を一枚一枚外壁に貼り付けていくのは 面積が広いだけに相当根気のいる作業。
本当にごくろうさまです・・・とはいえ、ますます貼り上がりが楽しみなのです。
先日、ご入居6年になるOMソーラーの家・U様邸にて ちょっとした外装の化粧直しを
施工させていただきました。
紫外線や風雨に晒されて色褪せてきていた 木部の再塗装を施工させていただいたのです。
再塗装の色のチョイスには、U様も今の色を気に入っておられたのですが この明るめの茶系色では、
黒ずみや褪色ムラがきれいに消せないので 外装用の塗料の中でもしっかりと色が乗り、
耐久性も高い ドイツ製の自然塗料オスモカラーを使わせていただきました。
U様とサンプルを見ながらいろいろ検討した結果、 元の色よりも赤味のあるマホガニー色に決定。
(before)
(after)
劇的に変化!・・・ということではないですが 元のイメージを損なわず、いい色に仕上がりました!
赤味の強いマホガニー色と、明るいベージュ色の壁と くっきりとコントラストが効いていて
杉の羽目板も風雨に晒される中で木目が浮いてきて 完成当初よりも板目がきれいに見えます。
U様邸の外壁は、火山灰シラスを原料とした 自然素材の塗り壁仕上げなのですが これが、
黒ずみや雨だれ汚れといったものがほとんど無く 6年を経てもほとんど完成当初に近い状態を
保っていることに驚きました! 木部塗装をリフレッシュしたことでパッと見、新築のように見えます。
U様にもとても喜んでいただいて、いいお色直しができました。 こうしてお手入れすることで、
今までとはまた違った表情が生まれて これからもますます愛着を深めていただけることと思います。
これも自然素材のいいところですね。
外部に面するサッシまわりのディテールを接写。 まさに「木」のみで構成された窓まわりの造りです。
使われている木材の種類は 柱や梁の構造材は東北のカラマツ材、 サッシの枠材は奈良吉野の杉材です。
構造材には強度と耐久性に優れるカラマツを 造作材には加工性と木目の美しさ、 そして日本の木材資源として
最も豊富にある杉を使うといった具合に その他にも様々な木材を適材適所に使い分けています。
やはり無垢の木の質感は、暖かみがあって 肌触りもよく、黒い節目には力強さも感じられます。
そしてこれらの材をカンナで削り、ノコギリで切り、 それらをつなぎ組み立てていく、
そんな大工さんの手仕事のあとが思い浮かぶ、 何ともいいものだなぁ・・・と思うのです。
昨日の記事の続き、感謝祭の模様を報告します。
当日は200名近いお客様に来場いただき、大盛況でした。
貴重な休日に、当社のイベントに多数お越しくださり 本当にありがとうございました。
当社スタッフ達も大変だった事前準備の苦労も忘れて
みなさんと一緒に楽しい時間を過ごさせていただきました。
まずはお子様向け定番のスーパーボールすくい。 子供に混じって、若干名お父さんも腕だめし・・・
前回の感謝祭から来てもらっているバルーンアーティストさんは
子供たちの一番人気で常に順番待ちの行列が。
あっという間に作り上げる手際の良さにも驚きますが
子供たちを惹きつけるパフォーマンスがやはりプロですね。
倉庫内は自由に遊び回れる広場にしました。 自分で紙飛行機や牛乳パックを利用した工作を作って
大人も子供も入り混じってとても賑やかです。 こういう素朴な遊びもなかなか楽しいものです。
もちろん木工作コーナーもちゃんとあります! 現場で出たヒノキやスギの端材も有効利用して
花台や踏み台、ペン立てなど工作していただきました。 端材から作った簡単な木工作ですが
自分の手で作った物は大事に使ってもらえるのではないでしょうか。
10時から15時までの短い時間ではありましたが 今年も本当にたくさんの方にご来場いただいて
交流を深めさせていただくことができました。 何年経ってもこうしてお付き合いいただけることが
私達の何よりの財産だと感謝しております。
来年もまた、少しづつ趣向も変えながら続けていきますので 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
昨日は、澄みわたる晴天のもと 毎年恒例の『お客様感謝祭』を予定通り開催しました。
天候にも恵まれて、会場は大盛況! お越しいただいた皆様、本当にありがとうございました。
当日の模様を色々お伝えしたいのですが 本日は所用のため、明日にでも改めまして・・・
今日は朝から一日かけて、社員総出で明日のお客様感謝祭の準備でした。
豊住研毎年恒例のイベントとして定着してきましたが やはりこの準備がなかなか大変なんです。
回を重ねて要領よくはなってきているのですが 何しろイベント準備と、会社内・工場内・敷地内の
大掃除も兼ねているようなもの なので準備に丸一日費やしてしまいます・・・
しかしその甲斐あって、会場設営もバッチリ完了です!
工場内は、子供達が走り回る遊び場と化すことでしょう。
こちらでは女性スタッフたちが、大量の特製カレーの仕込中。
200食以上が予想されるので、半端な量じゃぁありません!
これだけの具の野菜を朝からせっせとひたすら刻む、刻む・・・ ごくろうさまです・・・
夕方にはあらかたの設営も整い、細かいセッティングはまた明日の朝に。
明日も天気はバッチリ快晴のようです!
年に一度、たくさんのOBの皆様と私たち豊住研の大切な交流の場、
そしてOB様同士の交流も深めていただけることと思います。
皆様どうぞお気軽に、そして道中気をつけてお越しください。 スタッフ一同、心よりお待ちいたしております。
『OMソーラー 富田町の家』は、まだまだ内部造作中。
2階には、東面から南面にかけて大きな窓が連続していて
周囲の家並みをぐるりと見渡せるパノラマビューとなっています。
外に向かって思いきり視界が開けるので 部屋のサイズを感じさせない広がりがあります。
天気のいい日は燦々と陽が射し込み その光は吹抜けを通して1階まで届くので
家中が一日を通して明るくて照明いらずです。
こういった事も、しっかりとした建物の気密・断熱と OMソーラーによる
全館暖房・換気の効果で オープンなワンルームプランを採用できることの恩恵なのです。
「OMソーラー 富田町の家」は、1階まわり外壁の 塗装下地となるサイディング貼りが完了したところ。
この後は、上部の外壁に杉板を貼りあげていきます。 杉板は、当社倉庫にてすでに塗装済み。
外壁に貼る前に塗装することで、板どうしの重なり合う部分にもしっかり塗れますし、
倉庫内ですから何にも増して作業性がいいので、天候に左右されず仕上がりもきれいなのです。
さて、どんな色になったのでしょうか・・・(今後のブログをチェックしてくださいね)
屋根の上では、OMソーラーの集熱パネルが 燦々と太陽の熱を受け止めています。
気候もだんだんと寒くなってきましたが 太陽がでていると、ぐんぐんと集熱温度があがって
建物の中がポカポカと暖かくなります。
普通なら、これからの季節は現場での寒さがつらくなってきますが
その点、OMソーラーの家はお日様さえ出ていれば家中暖まるので 作業もはかどりそうですね。
本当に太陽のありがたさをヒシヒシと感じます。