少し前になりますが、毎年1回夏の間に開催される、
OMソーラーに加盟する全国の工務店が集結する会議に参加してきました。
今年の開催地は、福島県は郡山の、ビッグパレットというイベント会場。
まだまだ震災からの復興ままならない東北の地にあって
郡山は内陸部のため、街そのものには被害の跡は見受けられませんでしたが
会場の隣接地には、プレファブの仮設住宅が建ち並んでいました。
今年の会議のイベントのひとつ、
会議開催に先立ってOMソーラーの住まいや日々の暮らしの様子を撮した
写真を募ってのフォトコンテストが行われたのですが
ずいぶん前に、何げに自宅で撮った2枚を応募したら、運良く入賞をいただきました!
普段から現場に足を運んだとき、お客様宅にお伺いしたとき、
また自宅での暮らしの中で、ふと気づいた場面を写真に撮るようにしていて
そんな何の狙いもない写真だったことが、かえって良かったのかも。
来年も開催されるようだったら、皆さんにもお声をかけますので
自慢の写真を応募してみましょう!
入賞の一枚 『オフシーズンの役割』
少し間が空いてしまいまいましたが、前回からの続きです。
こちらは勝手口の踏み台。
一般的にはコンクリートブロック等でつくることが多いものですが
今回は構造材の加工時にでた端材を利用してつくりました。
木材を有効活用できて、板貼り外観にもマッチする、一石二鳥です。
バルコニーも、定番の木製デッキタイプ。
屋根の軒の出は1メートルあります。
物干し場所として活躍するのはもちろんのこと、
軒の出とバルコニーの出が、夏の日射遮蔽装置として有効なのです。
デッキには大工さん手作りのベンチが早速活躍しています。
これは昨年の、弊社お客様感謝祭の時に製作したものを
この住まいの完成まで保管しておいたのです。
ようやく定位置に納まる日がやってきました。
こちらは寝室の壁付け照明器具。
住まい手さまの要望は、リモコン操作ができて豆球の付いているもの、だったのですが
その条件にあう照明器具の中に部屋の雰囲気に合うものがなかったので
照明カバーを現場で製作してみました。
点灯するとこんな感じ。
いたってシンプルな形ですが、既製のカバーよりも柔らかい雰囲気の灯りになりました。
LDKのとある壁面に取付した小物棚。
ちょうどCDなんかが入る大きさになっています。
ブラケット照明と合わせて、壁面を飾ります。
すべて一からつくるのは、それなりに手間暇がかかりますが
つくる楽しさ、そして使う楽しさは既製品ではかないません。
いつまでも親しみを持って、使い続けていただければと思います。