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設計 太田のブログ|滋賀(長浜・米原・彦根)で木の家 注文住宅・リフォームなら 長浜の工務店、豊住研へ

仕切り直し

先週末に予定していた『宇根の家』の上棟は大雪警報であえなく延期。

明日、大安吉日に仕切り直しとなりました。

今日、現場に到着してみれば、一面にこんもりと積雪が。

まぁ、大雪警報が出ていた割にはこの程度で助かりました。

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大工さんにも手伝ってもらって、スタッフ合わせて4人がかりで一気に除雪完了。

いやぁ~、スッキリしました!

これで明日の朝もスムーズに作業開始できます。

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建物だけでなく敷地全面をシートで養生することで

雨や雪でも足元がきれいな状態で作業できます。

住まい手さまの大切な建物を汚すことのないように

現場においてもいろいろ工夫が必要です。

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明日以降、週後半にかけては天気も幾分回復の様子。

住まい手さまにとって良い上棟日和になれば、と願います。

下準備

今週末に上棟をひかえた『宇根の家』

先週のうちに基礎工事が完了し、昨日から屋外の設備配管作業に取り掛かっています。

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建物の周囲に十分な余白があれば、工事の最終工程でもできる作業なのですが

得てして水まわりが集まることの多い北側は、建物も境界に寄せるケースが多くなるため

こうして作業のしやすい上棟前に配管工事を済ませてしまいます。

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基礎のほうもバッチリきれいな仕上がり。

そして見た目だけでなく寸法精度も確認。

言うまでもなく、基礎の精度が建物全体の精度に影響する、非常に重要なところです。

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変わって作業場では上棟時に使う、屋根の下地木材や床パネルの加工が終盤に入っています。

屋根下地のタルキは、こんなに大きな断面の木材を使います。

今回は大屋根の軒の出を1mも出しますが、大雪が積もってもびくともしない頑丈な屋根ができるのです。

タルキは軒裏に現しとなるので、塗装もすでに済ませてあります。

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こうして細やかな加工が施された部材達が今か今かと出番待ち。

この時期、屋外作業は気まぐれな天候に左右されがちになるので

作業場で出来うることはしっかりと下準備を済ませておくことが現場でのスムーズな作業につながります。

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今週後半の天候推移が気になるところですが、準備万端整えていきたいと思います。

材検

今月末の上棟に向け、昨年より引き続き基礎工事が進んでいる『宇根の家』

近くの山の木を使って建てる、無垢の木表しの家です。

今週は、構造材の加工に取りかかる前の必須であり恒例のプロセス、

構造材の木材検査、『材検』に行ってまいりました。

 

これまでも幾度となく行ってきた『材検』。

回を重ねるごとに要領よくパッパッと・・・と言いたいところですが

検査対象が一本一本性質の違う無垢の木なだけに、手順を省略したり簡素化したりする訳にはいきません。

材料の一本一本を、私たちつくり手自身の目で地道にチェックしていく、やはりこれしかないのです。

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近くの山の木で建てる家は、柱にヒノキ、梁に杉を主に使います。

かつては構造材に杉というと、乾燥が悪かったり強度上劣るのでは、という声も聞かれましたが

私たちが使う杉材は、しっかりと乾燥されたものだけを扱う産地のものだけです。

すべての材の含水率と強度が機械によって計測・確認された性能証明材なのです。


そしてこれらの材を木目や節、色目などを確認しながら、家の中で木をどのように見せるか

図面と照合しながらどの箇所にどの材を使うのかを一本一本決めていきます。

木の構造表しの家では、柱や梁もインテリアの一部となるので、この段階での見極めがとても重要なのです。

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家一棟分の木材は相当な数、しかも大きなサイズの梁は重さ100キロほどにもなるため、なかなかの体力仕事。

材木屋のスタッフさんにも協力いただいて、5人掛りの作業です。

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黙々と作業を続ける現場担当の徳田さんと、大工の伊藤さん。

この道のキャリアも長いお二人の選定眼は確かです。私はその横でサポート役に徹します・・・

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こうして一通りの検査が終わる頃にはとっぷりと日も暮れておりました。

丸半日掛りの作業となりましたが、これで安心して加工工程へと進めていくことができます。

 

この『材検』、なかなか時間と手間のかかるプロセスではありますが

近くの山の木を使うからこそできる私たちの家づくりのこだわりであり、

無垢の木でつくる家づくりの醍醐味だと思っています。

 

これで後は上棟当日の晴天を祈るのみ、なのであります。

2013年のスタート

皆様、新年おめでとうございます。

昨年も多くの皆様と家づくりのご縁をいただけたこと、大変感謝しております。

 

今日から仕事始めの方が多いと思いますが、皆様どんなお正月を過ごされたでしょうか。

私は元旦の朝までは町内の役回りなどで小忙しく動いていたのですが

その後は解放されて、ゆっくりと過ごすことができました。

 

今年も昨年と同じアングル、我が家のロフトから見える初日の出をカメラにおさめました。

一年の諸々を思い返しつつ、登り来るお日様を眺める、一年のうちでこの日だけです・・・

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そこそこ雪も積もって、普段家の中でダラダラしている子供達も

こんな日だけは朝から外へ飛び出していきます。

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このお休み中、昼間は割と陽が射すおだやかな天候だったので、我が家のOMソーラーもフル稼働。

燃料いらずでほんわかと暖かく、濡れた手袋も午後には再出動OK!なのです。

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数日間の休みで身体を休め、英気を養い、

本日1月7日より、豊住研は2013年のスタートを切りました。

 

今年も豊住研は、無垢の木を愛し、木の良さを活かす家づくり、

省エネ・低炭素を実現するパッシブデザインの家づくりに取り組み、

住まい手さまが心地よく、いつまでも安心して住み続けられる、

いつまでも住み続けたいと思っていただける家づくりを追求していきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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