4月に上棟した『南小足の家』のその後、 現場状況をしばらくブログにアップできてなかったのですが
工事はいたって順調に進行して 気がつけば今週で大工さんの造作工事が完了、
というところまで進んでおりました。 途中経過が飛んでしまってスミマセン・・・
来週からの内装工事に向けて 現場内はビシッと清掃、片付けができています。
これで内装工さんも気持ち良く仕事ができることでしょう!
大工さん、工務の高木くん、ごくろうさまです。
先日の台風襲来の際にメッシュシートを取外しているので 外観の全貌も見えてきています。
あと若干の仕上げ工事を残すのみ。
完成まで残すところ1ヶ月、最後まで気を引き締めて、 そして楽しく工事を進めていきたいと思います。
昨年、住まいの大規模リフォーム工事をさせていただいた 川道町のMさん宅の外構工事を
先月より進めていました。
今回は住まい手さんも工事に参加しての庭づくり。
現在は豊住研の受け持ち工事の部分は完了して 住まい手さんによるアプローチ工事が
コツコツと進められています。
手前の縁取りレンガも、芝生の敷き込みも Mさんの手によるもの。
いやぁ、これは素人レベルの仕事じゃありません。 こんな隠れた技術をお持ちだったとは・・・
この板塀も木材の削り加工だけ大工さんにお願いして 現場での組立は、
お友達もご協力のもとMさん自身で施工されました。
もちろん事前塗装仕上げについても ご夫婦で当社倉庫に足を運んでくださって
しっかり2回塗り仕上げを施してあります。
ウッドデッキはすべて大工さんの施工。 通りからの視線が気にならないように板塀を立てて
みんな並んで座れるベンチを造り付けました。 Mさん宅は寝室が1階にあるため
日当たりのいいデッキで布団干しができるように 背もたれを高めにつくっています。
向かいにある蔵の横には自転車小屋を新設。
自転車の格納スペースって カーポートよりも優先順位が高かったりします。
屋根の一部を透明の波板にして内部も明るく。
白漆喰壁の蔵にあわせて 小屋の外壁の杉板もホワイトの拭き取り仕上げ。
なかなか、いい感じに馴染んでいるのではないでしょうか。
しばらく手を入れられずに雑然としていた庭でしたが すっきりと、
明るい雰囲気に変わって なおかつ実用的な庭に生まれ変わりました。
ここ数週間のお休みをほとんど費やして 進んで工事に参加されたMさん、
大変お疲れさまでございました。 自ら工事されたことで達成感もひとしおでしょう。
これからもこの庭を大切に育てていって欲しいと思います。
びわ湖方面に向かう眺めが本当に気持ちいい『入江の家』
湖岸まで平坦な水田が広がる、入江ならではの眺望。
見慣れてしまえば、当たり前の風景になっていくのでしょうが いい眺望というのは、
なかなか望んで手に入るものではありません。
すべては良い土地との巡り合わせ、 うらやましい限りです。
畳の間からも、地窓の向こうに視線が抜けています。
この辺りはこれからの季節、 びわ湖から涼しい海風が吹く日が多く そんな時、
地窓を開ければ 床面を這うように心地いい風が吹き抜けていくのです。
入江の家は、この週末に 住まい手のTさんへお引き渡しとなります。
待ちに待った新居へと入っていただける事を喜びつつも
私達の手を離れていくことに少しの寂しさを感じもするのです。
まだ少し、外構工事が続くので 最後まできっちり仕上げていきたいと思います。
土、日に開催した『入江の家』完成見学会には すっきりしない天気にもかかわらず、
大変多くの皆さまにご来場いただき、ありがとうございました!
特に日曜日は一時的に大変混雑するという状況もありましたが
逆に、コンパクトな住まいでも 空間のつながりと回遊型の動線があるおかげで
大勢が集まっても決して窮屈ではない、ということを あらためて確認することができました。
また、快く新居を見学会に使わせてくださった住まい手のTさん、 本当にありがとうございました。
見学会明けて翌日には、内部の完成写真もバッチリ撮影。
外部の撮影は外構工事が完了してからとなりますが また近いうちに施工事例にUPしたいと思います。
乞うご期待!
この週末、土日の二日間は 『米原・入江の家』の完成見学会を開催します。
あいにく近畿地方も梅雨入りとなりましたが 明日はともかく、日曜日は天気も少し回復の模様。
コンパクトな住まいでも 広々と暮らせる工夫の詰まった、入江の家。 みなさま、どうぞお越し下さい。
『入江の家』
階段をトントントン、と上がって 最後の一段となる踊り場の一枚板が
宙に浮いたようなつくりになっている、 『入江の家』の階段。
家のあちこちに視線の抜けをつくることで より、空間の広がりを感じられるのです。
蹴込み板を一枚抜いただけ、のようにも見えますが 踊り場一枚でしっかりと強度も持たせるためには
大工さんの技術と工夫と苦労が必要となります。
今週末、完成見学会を開催する『入江の家』、 そんな工夫のひとつひとつも
じっくりとご覧いただければ、と思います。
トイレのコーナー部に、ひかえめに、 ちょこんと鎮座する手洗いボウル。
住まい手のTさんが探してこられた一品。 ガラス職人さん手づくりの 琉球ガラスの手洗いボウルです。
淡く透き通るマリンブルーと 底から湧きたつように込められた泡沫。
沖縄の海をイメージしてつくられたのでしょうか。
普段、手洗いボウルは陶器製をチョイスするのがほとんどですが うん、こうして見るとなかなか・・・
あざやかな色のあるものを置くことで いいアクセント、ちょっとした華やかさが感じられます。
これは今後の選択肢に加えていかねば・・・