昨年、住まいの大規模リフォーム工事をさせていただいた 川道町のMさん宅の外構工事を
先月より進めていました。
今回は住まい手さんも工事に参加しての庭づくり。
現在は豊住研の受け持ち工事の部分は完了して 住まい手さんによるアプローチ工事が
コツコツと進められています。
手前の縁取りレンガも、芝生の敷き込みも Mさんの手によるもの。
いやぁ、これは素人レベルの仕事じゃありません。 こんな隠れた技術をお持ちだったとは・・・
この板塀も木材の削り加工だけ大工さんにお願いして 現場での組立は、
お友達もご協力のもとMさん自身で施工されました。
もちろん事前塗装仕上げについても ご夫婦で当社倉庫に足を運んでくださって
しっかり2回塗り仕上げを施してあります。
ウッドデッキはすべて大工さんの施工。 通りからの視線が気にならないように板塀を立てて
みんな並んで座れるベンチを造り付けました。 Mさん宅は寝室が1階にあるため
日当たりのいいデッキで布団干しができるように 背もたれを高めにつくっています。
向かいにある蔵の横には自転車小屋を新設。
自転車の格納スペースって カーポートよりも優先順位が高かったりします。
屋根の一部を透明の波板にして内部も明るく。
白漆喰壁の蔵にあわせて 小屋の外壁の杉板もホワイトの拭き取り仕上げ。
なかなか、いい感じに馴染んでいるのではないでしょうか。
しばらく手を入れられずに雑然としていた庭でしたが すっきりと、
明るい雰囲気に変わって なおかつ実用的な庭に生まれ変わりました。
ここ数週間のお休みをほとんど費やして 進んで工事に参加されたMさん、
大変お疲れさまでございました。 自ら工事されたことで達成感もひとしおでしょう。
これからもこの庭を大切に育てていって欲しいと思います。