豊住研では、間取りの変更や耐震・断熱改修といった大規模なものから、キッチンやトイレなどの設備機器の取替え・建具の新調といった部品交換型の工事まで、住まいの様々なリフォームに幅広く対応させていただいております。
住まいも建ててから10年20年と経過すると、暮らし方や家族構成にも変化があり、日常生活に大なり小なり不便が生じることがあります。また、設備機器の消耗や劣化に伴うメンテナンスなども必要になってくるでしょう。
そうした住まいの使い勝手や機能性を暮らしの変化に合わせてカスタマイズし、住まい手様がさらに長きに渡って快適に住み続けていただけるように改善する、これが私達のご提案する住まいのリフォームです。
また、リフォーム工事においてもできるだけ無垢の木やシラス壁、和紙など、住む人にやさしい自然素材を使って、シックハウスやアレルギー、アトピーなどの心配もなく、経年とともにより美しく変化していく素材の特性を活かした空間づくりをお奨めしています。
もともと南北に長い建物のため、中央部分にある台所や居間・水まわりといった生活の中心となる空間が昼間も薄暗く、風通しも良くありませんでした。生活動線のつながりも不便で、家は大きくても有効に使えないスペースがたくさんありました。
そこで内部構造を補強しつつ、間取りを大幅に改変する全面改修をご提案させていただきました。東西方向に抜けのあるオープンなLDKに改修することで、自然採光や風通しが十分に確保できるようになりました。また、2階へ上がる階段もLDK内に移設して、家族のコミュニケーションが自然と深まるような住まいになりました。
内外部とも元の構造を生かして、どこか古民家のような雰囲気の感じられる仕上がりとなりました。