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豊住研の家づくり

私たちの想う家づくりは、単に性能やデザインのいい建物をつくればよいというものではなく、そこで永きにわたって綿々と続いてゆく家族の暮らしを創造することです。その土地と町並みにしっくりと馴染み、そこでの暮らしが快適で情愛に満ちたものとなるように、すみずみにまで配慮がなされた住まいでなければならないと思います。
そうした家づくりに必要なのは人にやさしい本物の素材を使い、確かな技術を持つ職人の手でひとつひとつしっかりと丁寧につくりあげる、私たち工務店の家づくり技術だと信じています。
次の世代にも住み継いでいける財産となるように、次のような考え方に基づいてお客様と一緒に歩む家づくりに取り組んでいます。

パッシブデザイン

パッシブとは、アクティブ「積極的」の反意語で「受動的」という意味ですが、こと建築においてパッシブデザインとは、太陽の光や熱、風、雨、地熱といった自然の力を、できるだけ機械に頼らずにそのまま利用して、冬は暖かく、夏は涼しい、快適な室内環境を生み出すための設計手法を意味します。
軒の出を深くして夏の陽射しを遮る、家全体に風が通るように窓を配置する、デッキの脇に木を植えて木陰をつくる、冬に日照のいい方向に窓や吹抜けを設けて暖かな陽射しを取り込む、家の断熱・気密性能を高めるなど、設計や建築の工夫で自然の力を活かすことで快適に暮らすことができ、同時に家庭のエネルギー消費も減らすことのできる、パッシブデザインの住まいづくりをコンセプトとしています。



パッシブソーラー技術はこちら

近くの山で育った木でつくる




日本は豊富な森林資源に恵まれているというのに、木造住宅分野に使われる木材の70%以上は海外からの輸入材に取って代わられているというのが現状です。
でも、膨大な重油を消費し、CO2を撒き散らしながら運ばれてくる輸入材ばかりに頼らなくても、近くの山に建築材料として良質なヒノキやスギの産地がいくつも存在するのです。
しかし今、日本の林業は輸入材に押されて疲弊し、山は手入れが行き届かずに荒廃が進んでいます。地元の木を使うことで山にお金が還り、計画的な植林・伐採のサイクルを持続することができれば山は健全な姿を取り戻し、それが郷土の豊かな自然を守ることにもつながります。
地元の山で何十年とかけて育った木でつくる家は、地域の気候風土に最も適しており、長く住み続けられる耐久性を備えた家となります。
私たちは、近くの山の木を積極的に使い、近くの山とつながる家づくりに取り組んでいます。




木組みの見えるつくり

木構造の魅力は、何と言ってもがっしりとした梁や柱が織りなす空間美にあると思います。私たちが主に使う国産のヒノキやスギなどは構造材としての強度や耐久性はもとより、素直な木目、色ツヤ、香り、調湿性、経年変化の美しさなど、天井裏に隠してしまうにはもったいない素晴らしい性質を持っています。また、構造的に無理のないシンプルな架構となるようにプランニングの段階から検討しているので、整然と並び揃った木組みは、それ自体が空間を構成するデザインとなります。木は時間とともにより美しく表情を変え、使い込むほどに色ツヤを増していきます。住まい手とともに年月を重ねていい風合いに変わってゆく無垢の木が、そこかしこに見たり触れたりできる家だからこそ、住む人の愛着も深まっていくのではないかと思います。
木くばり
豊住研では、構造材の加工に先立って木材検査を行います。
当然ながら無垢の木は、その木目・節・色など一本ごとに少しずつ違った性質を持っているので、どの部分にどの材を使うべきか、どの向きに加工すれば材の特性をより生かせるのかを見極める必要があります。また、構造材の品質管理の上で欠かせないのが含水率(乾燥度)のチェックです。乾燥不十分な木材は強度が弱く、後々乾燥が進むにつれて大きな収縮や変形をもたらすからです。
さらに意匠的な観点からもチェックを行います。リビングのソファーに座って正面に見える梁は、木目のきれいな材を配置しようとか、節が目立つ材はパブリックスペースから見え隠れとなる部分に使おうといった具合です。すべての材が器量のいいものばかりではありませんから、内観デザインとのマッチングも考慮しながら適材適所で余すことなく材を使うことが大切だと考えます。
なかなか地味で手間のかかる作業ですが、木の家の主役となる構造材の品質管理は木材供給者だけでなく、私達つくり手の目で確認することが不可欠だと考えています。




自然素材をつかう

私たちが家づくりに使う素材は、木や紙(和紙、障子、ふすま)、土(塗り壁、土間)、石材といった自然素材です。家に使う素材は、やはり自然素材が最も適していると思います。
特に内部仕上げの素材は直接触れる部分であり、屋内の空気質にも大きな影響を与えます。自然素材を使うことで住む人の健康にいいだけでなく、自然素材だけが持つ優れた調湿性や消臭性、柔らかく光を拡散したり、視覚的に癒されるといった効果をもたらしてくれるのです。

また、自然素材の家は経年とともにいい風合いに変化して、素材の良さが一層引き立つようになってきます。家族の成長と共に、住まいもより愛着あるものに成長していくのです。
合板フローリングやビニールクロス、木目調の建具などの新建材には、そういった効果は望むべくもありません。コスト的に安価で施工も簡単というメリットはありますが、新建材の家は完成した時が一番きれいで、使い込むほどに美しくなるということはありません。最初はピカピカと艶やかだった見た目も、キズや汚れによってだんだんとみすぼらしく変わっていってしまいます。部分的に取り替えたいと思っても、いつのまにか廃番になっていたり、当時流行っていた色柄も年月とともに廃れていたりするものです。結局はメーカーに都合のいい既製品で出来た家は、愛着が持てずに粗末にされてしまうのではないでしょうか。
経年とともに美しくなる自然素材をつかって、それを扱う知識・技術・経験をそなえた職人の手によってつくる、私たちはそんな家づくりをご提案しています。


最良を提案する設計力(敷地を読む・暮らしを読む)

豊住研の家づくりの大きな特徴は、それぞれのお客さまの家づくりへの想いをしっかりと受けとめ、その土地の環境をよく読み込んで最大限に活かしきる細やかなプランニング(設計)にあります。
それにはまず現地に立ち、敷地をあらゆる角度から「読む」ことから始めなければなりません。
敷地の広さ・形状・高低差・方位等の測量から、一日を通しての陽当たりはどうか、季節ごとの風はどこ から吹いてくるか、近隣の家の配置・窓の位置は、周辺環境の状況は、遠くや近くにいい眺めはあるかなど、まずじっくりと敷地と向き合うことから始まります。

その敷地の環境から得られるものを最大限に活かすにはどうすればいいか、その敷地だからできる快適な家づくりはどのようなものかを、つぶさに読み取ることがすべての基本となるのです。
そしてそれらの情報をベースに置きながら、お客さまの家づくりへの想いを綿密にヒアリングしていきます。住まいに求めるものは、それこそ人によって千差万別。お客さまが新しい住まいに何を望んでいるのか、どんな暮らしがしたいのか、具体的な内容から漠然としたイメージまで、たくさんの要望を整理し優先順位をつけながら、最良の提案を形にしていきます。
家づくりは暮らしをつくること、住まいの設計とは、そこに住む人の暮らしを設計することです。
住まいがその土地と町並みにしっくりと馴染んで、いつまでも愛着をもって住み続けたいと思えるような最良の住まいとなるように、熟考をかさねた設計に力を注いでいます。


開放的な空間をつくる

住まいのプランニングにおいて私たちが基本としているのは、家全体をひとつながりの空間としてとらえた開放的な家づくりです。広がりのある開放的な空間は、窓からの光が全体に行き届き、風は淀みなく通り抜けていきます。家中の温熱も均一化されて、特に寒い季節はどこも温度差がなく、とても過ごしやすい住まいとなります。
視覚的にも目線が遠くへと運ばれることで、実際以上の広がりを感じることができるのです。


そして互いの気配が感じられるほどよい距離感が、自然と家族の絆を深めてくれることでしょう。
家族が一番長い時間を過ごす場所、大抵はリビングやダイニングキッチンなどは、そこに自然と家族が集まり、団らんがはずむ場となるよう、ゆったりと居心地のいい空間づくりを心掛けています。
時に仕切りが欲しい所には、壁ではなく引き込み戸を設けて、使い勝手に応じて自在に閉じたり開いたりできるようにします。
子供部屋なども最初から個室をつくるのではなく、幼いうちはホールも含めた広い空間を自由に使い、成長に合わせて家具や簡単な間仕切りを設けて、その時々に合わせて使いやすいように手を加えていくことをお勧めしています。
住まいは長く使うものだから、その間には子供の成長があり、家族構成にも変化がともないます。そんな将来も見据えて可変性のあるつくりにすることで、長い暮らしの用に応える住まいとなるのだと思います。



窓取り(まどり)を考える

「窓取り」(まどり)とは、窓の取り方という意味の造語ですが、家づくりにおいてはこの「窓取り」が「間取り」(プラン)を考えるのと同じくらい重要な意味をもっています。
窓には「光(と熱)を取り入れる」「風を通す」「外を眺める」「出入りする」といった役割があります。つまりは、太陽の光や熱、自然の風、季節の匂い、周りの景色など、室内の快適性を左右するもの、人が本質的に心地いいと感じるものは、すべて外(自然)から窓を通してやってくるものなのです。そうした自然の恵みを暮らしに活かせるかどうかは「窓取り」次第だといってもよいでしょう。

いい「窓取り」の住まいをつくるには、その土地の陽当たりや風の流れ、周囲の眺め、隣家との位置関係などをよく観察して、どこにどのような窓を配置すればいいのかを、ひとつひとつしっかりと考えることが大切です。
南側にはとにかく大きな窓をたくさん設けようとか、西側や北側はなるべく小さな窓にしようとか、一般的なセオリーだけで決めつけるのは考えものです。せっかく大きな窓を設けても、周りから丸見えで一日中レースのカーテンを閉めっぱなし、というのはよくあることなのです。

造り付けの家具

豊住研の家では、場所や用途に合わせていろんな造り付けの家具や収納をつくっています。衣類の収納やシューズクローク、書斎のデスクに本棚、洗面カウンター、時にはキッチンやダイニングテーブルにいたるまでオリジナルでつくります。
造り付け家具のいいところは、住まい手の好みや使い勝手に合わせて、サイズも形も自由にデザインできるところです。例えば奥様の身長に合わせたジャストフィットなキッチンをつくったり、親子並んで使える大きな洗面カウンターをつくったりすることもできます。
木の家のインテリアに合う素材を使って、つくりはシンプルだけれど、機能的で空間にしっくりと馴染むような造り付け家具をご提案します。




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