連日続くの酷暑の中、炎天下の作業は身にこたえる季節、
本日は入居されて3年になるTさま宅にて
外構のちょいとしたリニューアル工事を実施いたしました。
新築当時は建っていたお隣の建物が解体撤去され、
ご近所さまに対して庭が少々オープンになりすぎた・・・
とのご相談をいただき、新たに板塀を設置させていただきました。
ちょうど人の背丈ほどの板塀。
板の間隔は適度な空きを設けて、塀向こうの人の動きは見えつつも
互いに気にならない程度のパーテイション。
ダークブラウンの背景ができたおかげで
手前にある緑がくっきりと際だって、メリハリの感じられる庭になりました。
工事に際して下草類を一旦撤去せざるを得ませんでしたが
また新たに植えていく楽しみが増えたのではないでしょうか。
緑のある庭は地面からの輻射熱をおさえ、
視覚的にも涼をもたらしてくれるのです。
台風が列島縦断か、の報を受けて
週明けから各現場の暴風対策、雨対策に。
四方を囲っていたメッシュシートをすっかり畳んだおかげで
外部の板貼りがほぼ完了の外観が露わになった『東近江の家』。
ダークブラウンの外壁に、くっきりと輪郭の現れる白いサッシ。
なかなかいい組み合わせです。
雨の多い日本の気候下にあっては
しっかりと軒を出すことが建物の耐久性を高めるための必須条件。
大屋根は、どどーんと張り出した110センチの軒の出です。
降雨・降雪から外壁をしっかりガードして、
夏の直射日光を遮り、
雨の日でも窓を開けて涼しく過ごすことができます。
こうして各現場の台風対策はぬかりなし、ですが
こういう時に限って、たいしたことなかったりします。
ほら今回も、すでに雨風のピークは過ぎてしまったようです・・・