今日は朝一から余呉町の造成工事現場へ。
他の現場との兼ね合いと天候の都合で 先週は現場を休工していましたが
本日から埋め戻し、盛土の工程に取り掛かっています。
元々は畑であったこの土地ですが この辺は山手で、畑土というよりは砂利の割合が多く
地盤がしっかりしていて水はけも良い土質です。
隣地側には高さ1.6mの擁壁が据え付けられました。
充填コンクリートを施工してから1週間を経て 養生もバッチリです。
擁壁の延長は22mあるのですが 向う側の端部まで、寸分の狂いなく
見事に天端が通っているのが解ります。 こんな大型の擁壁を高い精度で施工してくれる、
さすが中森建業さんです!
余呉町の現場から戻る道中に、こちらも確認。 高月町・小さな離れ家の現場です。
こちらは基礎工事が完了し 現在は屋外の配管作業の最中です。
10月5日の上棟に向けて着々と進んでいます。
現場仕事には今が一番いい季節です。
せっせと動いていると汗がにじんできますが ふと手を休めると、ひんやりと秋の風が心地いい、
こんな天気がずっと続いてほしいものですが・・・
報告が一日遅れになってしまいましたが 18日~20日の三日間に渡って開催した『曽根町の家』見学会。
各地域で小学校の運動会が行われた週末だったのにもかかわらず 三日間で延べ80組ほど
ご来場いただきました!
スタッフ全員、立ちっ放しの動きっ放しでしたが その分、充実の三日間でした。
ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。
そして間髪入れず、昨日は朝から竣工写真の撮影。 見学会でセッティングした家具や小物を
そのままにして そこに暮らしの様子が現れるような写真になるように とにかくいろんなアングルから、
どんどん撮っていきます。
その後、住まい手のI様にお越しいただいて 建物のお引き渡しを行いました。
一日も早く新居に引っ越したい気持ちを抑えつつ 三日間にわたる見学会をご快諾いただいたI様、
本当にお世話になりました。
午後からは家財道具や家電類が次々と運び込まれて 夕方にはTVやPCのセッティングも完了。
いよいよここでの暮らしがスタートとなったのでした。
数ヶ月間にわたって、スタッフ、協力業者、住まい手さま、 みんなで造り上げてきた建物をお引き渡しする時は
いつも 自分達の手を離れていく、少しの寂しさを感じてしまうのですが
今後半年後、一年後、二年後と定期点検などでお伺いする時に 住まいにI様の生活感が現れて、
木の家がなんともいい感じに深みを増していく様子を たまに見ることができる、
それもこれからの楽しみに一つになるのです。
I様、本当にご入居おめでとうございます。 今後とも末長く、よろしくお願い申し上げます。
この3連休の中、開催中の『曽根町の家』完成見学会。
今日で2日目を終えたところですが とてもたくさんの方々にお越しいただいて
2日目にして早、ご来場は50組を超えています!
立ちっ放しですでに足はガクガク状態ですが それにも心地よい疲労感を感じています・・・
玄関横の納戸とつながる広い土間が特徴の『曽根町の家』ですが こんな時は本当にありがたさを実感します。
日中は強い日射しの照りつける夏日でしたが ちょうど良い微風が一日中、室内を通りぬけていて
その心地よさからか、皆さん長時間ご滞在の様子でした。
風通しがきちんと考えられた住まいは エアコンなしでも快適なんだということを
体感していただけたのではないでしょうか。
見学会は明日まで開催中です。 周囲の豊かな緑に包まれた『曽根町の家』 皆さま、お気軽にお越しください。
今週末に完成見学会を開催する『曽根町の家』
リビングは30cmの小上がりになっていて 周囲の地面から、少し浮いたような感覚を覚えます。
外の景色を切り取る、コーナー開口の先には そのまま部屋の延長のように続く 屋根付きのデッキがあります。
小上がりリビングの床高に合わせているため 地面からは80cmほど高くなっていて
ちょうどお寺の外縁のような感じ。
デッキは左手奥のユーティリティ出入口へつながって どちらからもぐるりと回れるようになっています。
動線に行き止まりがなく回遊できるようにすると 実面積以上に、住まいに広がりが生まれるのです。
昼間の日射しはまだ強くても 時折吹く風には、稲刈り後のワラの匂いが混じって
いつのまにか秋の気配が漂ってきましたね・・・
週末は天気も回復するようです。 皆さま、『曽根町の家』完成見学会に お気軽にお越しください。
余呉町の、のどかな町並みの一角にて また新たな現場がスタートしています。
山手の傾斜地に建つ住まいの計画。 先週から本格的に造成工事に着手しています。
敷地が接する2面道路の高い方と低い方とで 約2mの高低差があるという立地。
この高低差をいかに処理し、いかに活かせるか。
結果、土の移動を最小限に抑えるべく 最低限必要なヨウ壁を構築し あとは建物に高低差を
設ける手法(スキップフロア)にて この高低差を処理する計画としました。
隣地境界の掘削状況。 写真だと高さ感覚が伝え難いのですが 掘削された中に入ってみると
右手の土手は 人の背丈にも近づく高さなのです。
なかなか、これだけのサイズのヨウ壁を 扱う造成工事は当社でも久々です。
ドンと降ろされたプレキャストのコンクリートヨウ壁、 なかなか迫力があります。
今月末まで作業は続いていきます。
昨日は朝一から、高月町にて地鎮祭を行いました。
朝から容赦なく日射しが照りつけて AM8:30からの祭事でしたが始まるまでに、一同すでに汗だく・・・
そんな真夏日の、澄み渡る夏空の下、 滞りなく地鎮祭を執り行なわせていただきました。
この地にはこれから、若いご夫婦のための 小さな離れ家を建てる計画です。
辺りには山があり、田があり、由緒ある神社があり、 そして玄関を出るとすぐに、
豊かな収穫のある畑がある。 そんなのどかな町並みのなかに建つ住まいです。
年内完成のスケジュールで進めていきます。
本日、ようやく内装工事が完了した『曽根町の家』
杉板と、土佐和紙と、火山灰シラス塗り壁といった 当社定番の、住んでいて気持ちいい素材で仕上げました。
構造体においても、見えるところ・見えないところ、 すべて国産の桧と杉で造られています。
陽も傾きだした夕方5時頃の、ダイニングキッチンの様子。
窓から飛び込んでくる鮮やかな緑は この住まいの立地ならではの特権なのです。
その立地条件を最大限に活かすため、 練りこんだプランニングと窓の取り方。
こうして出来上がってみると うん、これで正解だったな・・・とか
ここはやはりこうすべきだったか・・・とか いろいろと考えは尽きないのですが・・・
住まい手さんが喜んでくださっているのを見ると だんだんと、充実感と達成感がこみあげてくるのです。