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設計 太田のブログ|滋賀(長浜・米原・彦根)で木の家 注文住宅・リフォームなら 長浜の工務店、豊住研へ

川道町の家、お引き渡し。

6月初旬に着手してから3ヶ月余りを経て 川道町の大規模リフォーム、

M様邸は無事に工事完了し、 先週末にお引き渡しさせて頂くことができました。

この連休を利用して引越しも済まされて 長らく、待ち望んでおられた

新しく生まれ変わった家での暮らしを スタートされています。

工事期間中、お父さんお母さんと一緒に 幾度となく現場に遊びに来てくれたかわいい二人姉妹ちゃん、

大工さんともすっかり仲良しになっていました。

時に、仕事する大工さんの手元に釘付けになることもしばしば・・・

お引越し前には完成写真も撮影させていただいたので 次回はそのいくつかをご紹介したいと思います。

 

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これから始まる、この家での新たな暮らしの中で たくさんの楽しい出来事、

思い出が重ねられていきますように・・・ Mさん、これからもよろしくお願いいたします。

見違える。

玄関上り口に、もとからあった大きな式台。 板幅60cm、長さ3.8mの立派な一枚物の無垢板です。

経年とともに表面の色ツヤは失われ、 シミや汚れが目立ってきていたこの式台。

今回、表面を丁寧にサンドペーパーで磨き直し 蜜ロウ配合のウッドワックスを塗り込んで仕上げました。

この何とも深みのある赤褐色、 何も色などはつけておらず この木材本来の色がワックスによって

引き立っているのです。

ついこの間までの状態と比べれば まさに見違えるような、美しい色ツヤと木目。

年月を経て古びたように見える木材も 一皮むけばこのように、当時の状態を取り戻せる。

無垢材なればこその特権、そして よく吟味された材だからこそ こうして長きにわたって使い続けられるのです。

 

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タイル貼りの床

キッチンスペースの床仕上げは 耐水性、耐汚性、耐久性の高い素材を、

なおかつ、エスニックな雰囲気の感じられるキッチンにしたい、

という住まい手さんのチョイスで テラコッタ調のタイルで仕上げました。

同じ部屋、空間の中で 床仕上げを変えることはあまりないのですが

無垢フローリングと同じ暖色系で色調を揃えることで違和感もなく、

キッチンスペースを意識的に際立たせる、という効果が感じられて なかなか良い雰囲気に仕上がっています。

 

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灯りが燈った

だんだんと、日暮れ時に向かう時間帯、 リニューアルされた室内に、初めて明かりが燈った。

まだ若干の工程を残すものの、 主だった工事を終えて フローリングや機器類の養生を撤去した室内です。

 

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竣工が近づいた室内で日暮れ時、 最初に明かりを燈す瞬間が 何とも言えず、好きなのです。

しばらくそこに、佇んでしまう・・・

アイランドカウンター

キッチンスペースの真ん中に鎮座するアイランドカウンター。

ここで調理の下ごしらえをしたり、配膳台として使ったり、 また、ちょっとした水仕事もできるように

小さなパーティシンクも備え付ける 造り付けのアイランドカウンターです。

このカウンターの縁取りを彩るのは 住まい手のMさんが用意してくださったメキシカンタイル。

これを天面と側面に貼って仕上げていきます。

 

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4種類の、かわいらしい絵柄のタイル。 一枚一枚の大きさも微妙に違っていて

形もきっちりとした正方形ではない、 手づくり感いっぱいの素朴なタイル。

少々形が不揃いでも、曲がっていても こういったモノは、細かいことは気にせずに

素材のテイストを生かして使うのがいいのです。

 

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 こんな遊び心を取り入れられるのも造り付けならでは、 家づくりの楽しみのひとつです。

仕上げの杉板貼り

川道町の改修工事、 大工工事の最終工程となる外壁の杉板貼りが

三浦大工さんの手によって完了しました。

縦張りの部分は、表面をあえてラフに仕上げた杉板に メイド・イン・ドイツの自然塗料、

プラネットカラーのダークブラウン塗装。 かなり深みのある濃茶色、ツヤを抑えた、

ちょうどいい色合いに仕上がります。 この辺りの家屋によく使われている焼板のラフな感じとは

また違って どっしりと重厚感の感じられる仕上がりです。

 

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一部出っ張った勝手口の外壁は、杉板の貼り方向を横向きに変えて 色のアクセントとして、

こちらもメイド・イン・ドイツの自然塗料、 オスモカラーのマホガニー色で塗装しています。

ベンガラ塗りの部分と色調を合わせつつも、 赤すぎない、透明感のある赤茶色。

お気に入りの色なので、よくお薦めしている色なのです。

 

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ここに来て、内外部ともいい感じに仕上がってきました。

いよいよ来週は、建具や製作家具、水廻り機器の取付、

そして仕上げのクリーニングと、一気に完成へと進んでいきます。

川道町の改修工事、Mさん宅の 母屋の向かいに佇む立派な蔵。

土蔵造りならではの、どっしりと重厚感のある佇まい。

外観も美しい状態に保たれていて なめらかな白漆喰の壁が目に眩しい。

今や日常生活の収蔵庫としては あまり使われなくなった蔵ですが 建物自体はまだまだ現役。

この家代々の歴史がつまっている蔵ですから これからも永く、ここに在り続けて欲しいものです。

 

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この町内では、蔵が比較的多く見受けられます。

どれも、きれいな白漆喰壁の美観を保っていて 昔ながらの町並み、風景を色濃く残しているのです。

この路地を通り抜けた先にも・・・

 

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ついつい、辺りを散策してみたくなります。

住まい手さんも参加

大工さんの造作工事が完了した、川道町のリフォーム工事では

次の内装仕上げ工事に入る前の合間をぬって 住まい手のMさんも参加しての内部塗装を実施しました。

塗装するのは主に造り付けのカウンターや収納家具など。

本格的な塗装初体験をMさんも楽しんでいただいたようです。 子供達も興味津々、目が釘付けです(笑)

こちらはトイレの手洗いカウンター。 プライベートスペースなのでカラーリングにも思いっきり遊び心を、

ということでチョイスされたのはビビッドなメキシカンカラーです!

 

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塗り終わったら間髪入れずに、表面を拭き取っていきます。 そうすることで余分な塗料を拭き取り、

いい感じに木目が浮き立つ仕上がりになるのです。

となれば、ここは塗り手と拭き取り手に分かれてのご夫婦共同作業。

 

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居間の窓際に造り付けた杉カウンターもしっかりとワックス掛け。 こちらは着色はせずに、クリアー仕上げ。

ワックスを擦り込むことで木目が浮き立ち、 木の質感が断然に良くなるのです。

 

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ほぼ半日、とてもムシ暑い中での作業おつかれさまでした。

慣れない作業でうまくいかないところも多少はあれども 気軽に家づくりに参加してもらえたことは

いい経験だったのではないでしょうか。

これでますます、完成が待ち遠しくなりますね。

造作工事完了。

三浦大工さんによる内部造作工事が完了した、川道町の改修工事。

本日、残った資材や道具類の片付けと清掃をしっかり行って 週明けからは、いよいよ内装仕上げ工事へ突入。

火山灰シラス壁塗りと、和紙壁紙貼りを並行して進めていきます。

室内の仕上げはご覧の通り、 既存の、ベンガラ塗りの天井板や柱、差し鴨居と、 このたび一新された、

杉の天井、これから施工する白の塗り壁、 床の養生ボードの下にはからまつのフローリング。

リフォームの現場ならではの、 新しいものと古いものとが混在する空間。

 

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一見ちぐはぐに見えるかも知れない、この様相も すべての工事が完了し、

家具などが置かれて 実際の暮らしの形が現れてくると 空間の印象はガラリと変わってきます。

完成まであと少しです。

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