外部に面するサッシまわりのディテールを接写。 まさに「木」のみで構成された窓まわりの造りです。
使われている木材の種類は 柱や梁の構造材は東北のカラマツ材、 サッシの枠材は奈良吉野の杉材です。
構造材には強度と耐久性に優れるカラマツを 造作材には加工性と木目の美しさ、 そして日本の木材資源として
最も豊富にある杉を使うといった具合に その他にも様々な木材を適材適所に使い分けています。
やはり無垢の木の質感は、暖かみがあって 肌触りもよく、黒い節目には力強さも感じられます。
そしてこれらの材をカンナで削り、ノコギリで切り、 それらをつなぎ組み立てていく、
そんな大工さんの手仕事のあとが思い浮かぶ、 何ともいいものだなぁ・・・と思うのです。