庭先の緑が成長旺盛なこの時期、
どの植物も堰を切ったようにワサワサと加速度的に成長するので
毎日、その変化に目を見張るのです。
今年は花付きがまばらなヤマボウシ。
花といっても、実は苞(ホウ)という葉が変化したもの。
ハナミズキも同じですね。
去年、植えてから3年目にしてようやく花を咲かせてくれた芍薬。
大きな花びらがバラのように厚く重なってゴージャスな雰囲気を醸し出す・・・
白もあります。
ルピナスは色といい形といい、何となく南国イメージ。
ご近所さんから分けてもらったアヤメ。
ウチの庭にもすっかり馴染んでいます。
植えた覚えのないドクダミもすっかり馴染んでいます、
というか広がりまくっています・・・
今年もたくさん実を付けた桃の木。
品種は確か、白桃だったかな?
収穫までは、葉を食い荒らす虫たちに注意。
防虫効果があるというナスタチウム。
虫のつきやすい桃の木の足元に植えています。
食用にもなるらしいのですが、まだ食したことはありません・・・
ろくな世話もせず放置しているだけなのに
生息範囲をどんどん広げていくガザニア。
冬の間、寂しくなる庭に色を添えてくれたパンジーもそろそろ終わりかけ。
また秋になったら。
何かイロイロ咲いてます。
薫風にゆらゆらと若葉を揺らす緑達。
今が一年で一番清々しい季節です。
週明けの愚図ついた空模様から一変、
ひとつ飛ばしで初夏がやってきたような今週。
現場ではおかげさまで外部仕事が捗ります。
道路正面のメインファサードに杉板を貼り上げていく、曽根の家。
一枚ごとに段差をつけるように加工された板を貼る、ヨロイ貼りという意匠。
この段差が細かな陰影をつくるので
いい立体感と柔らかみのあるファサードになります。
サイディングでは表現できない、無垢の木ならではの質感。
木の扱いに長けた大工さんの腕あっての仕事です。
派手さ奇抜さはなくとも
いい素材はそれそのものが、しっかりと存在感を主張するものです。