週明けの愚図ついた空模様から一変、
ひとつ飛ばしで初夏がやってきたような今週。
現場ではおかげさまで外部仕事が捗ります。
道路正面のメインファサードに杉板を貼り上げていく、曽根の家。
一枚ごとに段差をつけるように加工された板を貼る、ヨロイ貼りという意匠。
この段差が細かな陰影をつくるので
いい立体感と柔らかみのあるファサードになります。
サイディングでは表現できない、無垢の木ならではの質感。
木の扱いに長けた大工さんの腕あっての仕事です。
派手さ奇抜さはなくとも
いい素材はそれそのものが、しっかりと存在感を主張するものです。