春を待って着手した安土の家造園工事。
住まい計画の入眼ともいうべき植栽が入ると
やはり全体のファサードが引き立ち、柔らな情調が感じられるというもの。
俄然その地に違和感なく馴染む佇まいとなります。
お隣からの視線、室内からの見え方、家との位置関係、重なり、
手の届く場所、少し距離を置く場所、成長したときの様相、
諸々の折り合いを考慮しながら植栽配置を決めてゆく。
勿論、施主さま自ら手を入れ、庭づくりを楽しむ余白も十分に残しながら。
庭はきれいに整えるだけでなく、
日常的に楽しみや遊びの場を与えてくれるものにしたいのです。
仕上げの芝張りは施主さまによるDIY。
盛夏の頃には青々と彩る庭の様相が見られそうです。