月曜日の記事の続きですが、少し日が空いてしまいました。
前回は正面アプローチ廻りについて書きましたが、続いて今回は南の主庭を紹介いたします。
東のガレージスペースから西の畑へと、南の庭の中を通りぬける小道。
小道脇の植栽は成長とともに道に覆いかぶさるように配置しています。
道の途中には手水鉢がちょこんと鎮座しております。
これも元々、敷地の片隅に半ば放置されていたものですが 汚れを落としてあげれば、
これでなかなか、いい味だしてます。
土を入れ、水を張り、スイレンを浮かべたその中で、S様が入れられた小さな魚がスイスイと泳いでいました。
こんな小さな鉢の中にも生物の住む水系ができているんですね~
さて南のデッキに腰かけて庭を眺めます。 色々な種類の雑木を混植しています。
まだ緑の密度は薄いですが、成長してくればまさに雑木林にいるような雰囲気の庭になっていくと思います。
最近は敷地の制約や建物と外構とのコスト配分のこともあり こんなに充実した植栽をさせていただける
ケースは少なくなりましたが 今回は庭を造っていくプロセスを本当に楽しませていただきました。
計画のほとんどをお任せいただいて、好きにやらせていただいて
(もちろん周辺や建物に馴染む気持ちのいい庭になるように)本当にS様には感謝いたします。
これからは庭のお手入れに色々と大変なこともありますが そんな事も暮らしの中の楽しみに
変えていかれることと思います。 S様、10年後が楽しみですね!