このところ、グズグズした空模様が続いていますが
そんな中でも現場は着々と進行中。
高月で工事中の『宇根の家』では、あさっての日曜日に構造見学会を開催します。
構造見学会というと、まだ上棟後間もない、まさに内部が丸裸の状態をご覧いただく、
ちょっとマニアックな人向けのイベントのように受け取られがちですが
実はこれから家づくりをお考えの方すべてにとって、とても重要なポイントなのです。
家の基礎や木構造は物量的にも費用的にも、最も大きな比率を占める部分ですから。
自分の家を工事する段階になってはじめて構造を目にする、ということでなく
計画段階から自分の目で確かめ、木の家について少し勉強していただくことで
より、家づくりを身近に感じ、興味を持っていただけるようになると思います。
そして今回は壁や屋根の中の断熱についてもご覧いただこうという趣向。
宇根の家では今週からセルロースファイバーの断熱吹き込みを施工中です。
セルロースファイバーは木質繊維でできた自然素材の断熱材。
断熱性能が高いのはもちろんのこと、もともとは木からつくられた素材なだけに調湿性も高く
また家全体を真綿で包み込むように充填していくので、防音性にも非常に優れています。
このように、壁の中に隙間なくぎっしりと充填されたセルロースファイバー。
断熱と同時に家の気密性も確保することができて、一石二鳥の断熱工法です。
今のうちにしか見ることができない、構造内部の様子。
皆様、ぜひ一度ご覧になってみて下さい。(見学会の詳細についてはコチラ)
週末の天気が少々(かなり)心配ではありますが・・・