これから基本プラン設計を行うお客様の 敷地調査に行ってきました。
開発分譲宅地なので敷地測量図などはすでに揃っていますが 現地に立ってみないと
解らない事はたくさんあります。 周辺の環境、遠くの眺め、陽当たり、風の通り、
お隣さんとの距離や窓の位置、町の雰囲気・・・
当たり前のことですが、家はその土地と不可分の関係にあるもの。
できるだけその場の環境に逆らわずに 自然から得られるものを最大限に活かす事を
いつも頭の中におくようにしています。
地面に立てている平板は敷地測量のためではなく 真北方位を正確に測るために使っています。
方位は「敷地図を見て上が北」という単純なものではありません。
場所によって真北方位と道路は必ずしも平行ではないし、 真北が振れていれば
家への陽の当たり方も変わってくるのです。
プランに入る前には、まずは綿密なる敷地調査、 これが不可欠です。