米原市『入江の家』では晴天の本日、ウッドデッキ工事を行いました。
デッキに使う木材は前もって豊住研の加工場にて、 機械カンナ仕上げまでは終えていますが
細かな長さ、高さのカット加工については あらかじめ設置している基礎石の位置、
高さを確認しながら すべて現場で加工していきます。
デッキの床下地面はコンクリート土間にする場合もありますが
水はけの良い土壌であれば、そこまでせずとも 砕石を敷き均し、
十分に締め固めておけば デッキの下が湿気ることもなく、雑草の心配もありません。
さらにその上から化粧砂利をまいておけば このように見た目にもスッキリします。
デッキに使っている木材は、ウェスタンレッドシーダー。
すうっと素直に通った木目と、ぐっと詰んだ年輪目が特徴のこの樹種は
屋外使用においても耐久性に優れ、 後々の木痩せや反り曲がりも非常に少なく、
デッキにはもってこいの木材です。
表面には木材用塗料などは塗らずに 天然鉱物からつくられる、
無色の特殊な木材保護剤のみを塗布しています。
デッキ面は常に紫外線にさらされ、雨風に打たれるので
色をつけてもその状態を保てる期間は限定的です。
もともと耐久性もあり、木目も美しい材料なので それを素のまま、
生かすのが一番いい選択ではないかと思います。
途中で現場を離れたので作業完了は見届けていませんが
気持ちいい日向ぼっこスペースが出来上がったことでしょう。
現場は着々と進行しております。
『入江の家』