豊住研は29日より年明け4日まで、 年末年始休業に入っております。
我が家は昨日、実家での年末恒例行事となっている 家族全員集まっての餅つきを行いました。
やはり、これをやらないことには 年末気分も盛り上がらないのです。
朝一から先ずは、 餅米蒸しの燃料となる薪割りから。 ガス火でやれば手っ取り早いのでしょうが
あくまで焚き木でやるのも我が家の伝統なんです。
情緒的な理由でもあるのですが 焚き木蒸しのいいところは みんなで火を囲んで暖をとれるところ。
毎年餅つきを行う12月30日は かなり雪降られ確率が高く、寒い日が多いので ゆらめく炎を
眺めて暖をとりながら蒸し上がりを待つ、 とってもおあつらえ向きなんです。
そして、小腹を満たす、こんなメリットも・・・
使っている臼もかなり年季の入ったもの。 一本のケヤキから削り出したもので 今ではもう、
こんな造りの臼は入手困難かもしれません。
年に一回だけの出番ですが いつまでも大事に使っていきたいものです。
毎年男手3人で、7臼ほどつきあげますが、 その手返しをすべて一人でやり通す母には頭が下がります。
一年ぶりの、待ちに待ったつきたてのお餅。 「食べ専門の人」たちが、我先に群がってきます。
きなこに、あんこに、大根おろし、 いくらでも食べ放題、至福の時。
こうして我が家は、いつもと変わらぬ年の瀬をおくっていますが 皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
いろんな事があったこの一年を振り返りながら 新たな年にむけて英気を養っていきたいと思います。