LDKの一角に設けた薪ストーブのスペース。
そう、「余呉町の家」は薪ストーブのある家なのです。
鋳物製の輻射式薪ストーブは 燃焼時には本体が高温になるため
影響をうける範囲にはしっかりと 遮熱、耐熱の床・壁を設けることが必須。
今回は住まい手さまとの打合せの中で、 レンガなどの"いかにも"なつくりではなく
木とシラス壁で仕上げたシンプルな空間に馴染むように かつ、
そこはかとなく存在感も漂わせるような場所にしたい、 そんな事を考えながら検討の結果、
遮熱壁にも自然石を使うことに決定。
採用したのは石英岩という素材。 さすが、自然石ならではの 表面の割肌の風合い、
色のばらつき、様々な厚み・・ レンガやタイルとはまた違った独特の質感が ナカナカ良いのです。
週末にはこの一角に、 いよいよストーブ本体が鎮座の予定。 とても楽しみであります。
薪ストーブのある家、 うらやましいですねぇ・・・