前回に引き続き、張りものネタです。
「余呉町の家」は敷地がとても大きく、 家の南側に広~いスペースがあるので ここに緑の芝庭をつくります。
そして今日は、その芝張りを実施しました。
芝庭部分だけで都市部の分譲宅地ぐらいの面積があるので 必要な芝や敷砂の量も相当なもの。
とにかく砂地を均しながらどんどん並べていきます。
南側道路と敷地とははかなり高低差があるのですが うず高い擁壁をつくるのはコストもかかるし
道路から見たときの圧迫感もある・・
なので土留めは最低限のブロック積みにとどめて 芝張りの法面仕上げとしたのです。
法面に並べる芝には根が張るまでのズレ防止のため、 こうして竹でつくった釘をブスッと打ち込んでおきます。
この写真では解りづらいのですが 竹釘は芝を打ち抜けてしまわないように 節の出っ張り部分が釘頭となって
芝を押さえるようにつくってあります。 なるほどね~
広いスペースを埋めるように並べられていく。
並べた芝の上から目砂を敷きならします。
目地の隙間にもしっかりと根を張らせ、 芝目の高さを揃えてきれいに生育させるためです。
他工事とのからみもあって まだすべてを張り終えてはいませんが これだけでもなかなか壮観なものです。
草や木々はこれからぐんぐん芽吹いていく季節。 夏には青々とした芝の庭に成長していることでしょう。
「余呉町の家」