• ホーム
  • 家づくりコンセプト
  • 豊住研の家づくり
  • 住まい実例
  • モデルハウス
  • 住まい手の声
  • 家づくりの流れ
  • リフォーム
  • 家守り・保証
設計 太田のブログ|滋賀(長浜・米原・彦根)で木の家 注文住宅・リフォームなら 長浜の工務店、豊住研へ

ずらした開口部。

コーナーの柱を挟んで配置した二つの開口部。 まだサッシが取り付く前の段階です。

一般的な窓の取り方からすれば 少し変わっているのかもしれないが、 これはこれで、

厳密に調査した土地と方位の関係や 周囲に建つ建物の状況からみて どこに、

どんな大きさで、どれくらいの高さに、 どのようなタイプの窓を配置するのか、

ひとつひとつの窓について意味を考え ベストな選択を導き出していくのです。

窓を開ければ、そこに何が見えるのか、 いい景色が広がっているのか、

寒い冬に暖かな陽射しが射しこんでくるのか、 暑い夏に涼感をもたらす風が通り抜けていくのか、

人が五感で感じる家の居心地の良さは 窓の在り方ひとつで大きく変わってくるものだと思います。

 

s-DSC05857.JPG

 

ここ「彦根 大堀町の家」、南西に隣家が立ち並ぶ立地条件。

しかし、午後だんだんと陽が傾いてくるにつれて 隣家同士の間から陽が射しこんできます。

そこを狙って開けた開口部、 まさに予定通りの効果をもたらしてくれた。

そして低く位置する窓は 周りからの視線を遮りつつ 風を通し、坪庭を眺められるようにしたもの。

入念に計画しているとはいえ 実際にその場に立って改めて確認し、

また新たに気付かされることもある、 窓の計画、本当に奥が深いのです。

Copyright © 2012 豊住研株式会社 inc. All Rights Reserved