「OMソーラー 富田町の家」は内部造作工事が大詰めです。 こちらはロフトへと上がる階段のつくり。
手前側を腰高の本棚と格子にして 視線の抜けるオープンなつくりにしています。
この場所を通るときに、ふと目に付いた本を手にとって そのまま階段に腰掛けて読書したりと、
階段もただ昇降するだけの通路というのではなく 居住空間の中に一体的に取り込むことで
ひとつの居場所としての役割が生まれてきます。
住宅のプランニングにおいて階段の計画は、 いろいろと活かしどころのある おもしろい要素のひとつなのです。