築1年目のS様邸では、OMソーラーの補助暖房に薪ストーブを設置したので、
一緒に薪小屋も新築させていただきました。 入居されたのがちょうど冬だったので、
この薪小屋もすでに2シーズンを超えたことになります。
新築した母屋と馴染む佇まいとなるように無垢の木の軸組みと焼板で仕上げてあります。
周辺ののどかな風景にも違和感なく溶け込んでいますよね。
内部の広さは6帖ほどですが、軒を四方に大きく張り出させて軒下にも
薪を積み上げられるようになっているので、結構たくさんの薪をストックすることができます。
内部の風通しのために焼杉板も上部と足元はわざと大きなスキマを空けて
薪が乾燥しやすいようにする工夫です。
春先からご主人がせっせと割られた薪が山積みに。 けっこうな重労働、大変ごくろうさまです・・・
隣にある小径木は長さだけカットすれば使えそうですね。
薪ストーブは開放的なOMソーラーの家にとても相性がよく 化石燃料を使わない
自然環境にやさしい暖房設備です。 もちろん暖房能力も申し分ないですし
ゆらゆらと揺れる炎がとても雰囲気があって 体感的にも視覚的にも暖かみを感じられます。
近隣の状況や薪の調達・保管に心配がなければ ぜひお勧めしたい暖房のひとつです。