昨日は、口分田町「ひだまりの町」のN様邸に 住まいの1年点検にお伺いしました。
庭の植栽がとてもきれいに手入れされていました。
去年の今頃と比べて木々は一回り大きく成長していて デッキ前のヤマボウシも
新葉が去年よりも大きく密になっています。 もう白い花がポツポツと咲き始めていました。
庭の木々も生物です。ちゃんと育ててやらないと1年と持たずに枯れてしまうことも多々あります。
こうしてきちんと手入れされてすくすく育っているのを見ると、
工事をさせていただいた身としてはとてもうれしいですね。
住まいをぐるっと一通り点検して、お客様にも何か不具合などを感じておられないか確認していきます。
床下にも潜り、給排水配管に異常がないか確認します。
もちろん、OMソーラーシステムが正常に稼動しているか 集熱ガラスに異常はないか、チェックします。
薄曇りの空模様でしたが、お湯採り運転がしっかり稼動していました。
一通り見て廻って特に何の不具合もなく、点検を終えました。
N様は、この住まいをとても上手に住みこなしておられるのが解ります。
余分なモノは置かず、必要なものを吟味して永く大切に使う。
それはこれからの時代に求められる暮らしの在り方ですよね。
6月4日からは長期優良住宅法も施行され これからは住宅の長寿命化が必須となってきますが
丈夫で長持ちする住まいを造る、ということだけでなく 皆様が末永く安心して住み続けていただけるような
家守りの体制を充実させていかねばと改めて思います。
月曜日の記事の続きですが、少し日が空いてしまいました。
前回は正面アプローチ廻りについて書きましたが、続いて今回は南の主庭を紹介いたします。
東のガレージスペースから西の畑へと、南の庭の中を通りぬける小道。
小道脇の植栽は成長とともに道に覆いかぶさるように配置しています。
道の途中には手水鉢がちょこんと鎮座しております。
これも元々、敷地の片隅に半ば放置されていたものですが 汚れを落としてあげれば、
これでなかなか、いい味だしてます。
土を入れ、水を張り、スイレンを浮かべたその中で、S様が入れられた小さな魚がスイスイと泳いでいました。
こんな小さな鉢の中にも生物の住む水系ができているんですね~
さて南のデッキに腰かけて庭を眺めます。 色々な種類の雑木を混植しています。
まだ緑の密度は薄いですが、成長してくればまさに雑木林にいるような雰囲気の庭になっていくと思います。
最近は敷地の制約や建物と外構とのコスト配分のこともあり こんなに充実した植栽をさせていただける
ケースは少なくなりましたが 今回は庭を造っていくプロセスを本当に楽しませていただきました。
計画のほとんどをお任せいただいて、好きにやらせていただいて
(もちろん周辺や建物に馴染む気持ちのいい庭になるように)本当にS様には感謝いたします。
これからは庭のお手入れに色々と大変なこともありますが そんな事も暮らしの中の楽しみに
変えていかれることと思います。 S様、10年後が楽しみですね!
かねてよりご紹介していたS様邸の外構工事がしばらく前に完成していたのですが、
やっと写真が撮れましたのでUPします。 とても広い敷地なので全体のバランスや統一感が
くずれないように、打ち合わせを何度も重ねながら、じっくりとすすめていました。
S様がイメージされていた雑木林のような庭ができました。
緑の小道を通り抜けるように玄関にアプローチ。 今はまだ緑がさびしい感じがしますが、
木々が生い茂り、下草がのびてくればまさに緑の間をくぐるようなアプローチになっていくことでしょう。
玄関からの見え方。
アプローチの手前にはロックガーデンをつくりました。 これらの石は特別なものではなく、
すべてS様宅に昔から半ば放置されていたものを利用させていただきました。
ロックガーデンには形の整った景石よりも素朴な山石のほうがよく似合います。
建物の南側に主庭の雑木林があります。 その間を西の畑へと通り抜ける、細く曲がりくねった小道。
S様が早速、飛び石を敷かれました。
型にはまらない自由な庭なので、どんどん手を加えていく楽しみがあります。
南の庭については、明日にでも引き続きUPします。
昨日は新大阪駅にほど近いビルの一室にて、「上方町家の会」定例会合がありました。
月に一度、関西各地で木造注文住宅に携わる工務店の代表が集まり、
これからの時代に求められる住まいの在り方について議論を重ねています。
これが「上方町家」と言えるひとつの普遍的な住まいの構築に向けて
会を重ねるごとに着実に前に進みつつあります。
それぞれの地域で注文住宅を手掛ける工務店代表の面々が それぞれに抱える問題もさらけ出し、
これからの家づくりを真剣に考える。 今回もとても有意義な会合でありました。
「上方町家」のカタチが見えるまでもうしばらく、議論を重ねていきます。 皆様たいへんお疲れ様でした。
築1年目のS様邸では、OMソーラーの補助暖房に薪ストーブを設置したので、
一緒に薪小屋も新築させていただきました。 入居されたのがちょうど冬だったので、
この薪小屋もすでに2シーズンを超えたことになります。
新築した母屋と馴染む佇まいとなるように無垢の木の軸組みと焼板で仕上げてあります。
周辺ののどかな風景にも違和感なく溶け込んでいますよね。
内部の広さは6帖ほどですが、軒を四方に大きく張り出させて軒下にも
薪を積み上げられるようになっているので、結構たくさんの薪をストックすることができます。
内部の風通しのために焼杉板も上部と足元はわざと大きなスキマを空けて
薪が乾燥しやすいようにする工夫です。
春先からご主人がせっせと割られた薪が山積みに。 けっこうな重労働、大変ごくろうさまです・・・
隣にある小径木は長さだけカットすれば使えそうですね。
薪ストーブは開放的なOMソーラーの家にとても相性がよく 化石燃料を使わない
自然環境にやさしい暖房設備です。 もちろん暖房能力も申し分ないですし
ゆらゆらと揺れる炎がとても雰囲気があって 体感的にも視覚的にも暖かみを感じられます。
近隣の状況や薪の調達・保管に心配がなければ ぜひお勧めしたい暖房のひとつです。
S様邸外構工事の現場からの帰り 高月町の高時川沿いにずらりと並んだこいのぼり達を発見!
一体何事かとちょっと寄り道してみました。
堤防沿いに等間隔に立てられたカラフルなこいのぼりの列。
これだけの数が一同に並んでいる姿は壮観です!
ちょうどいい具合の風が川面の方から吹いていて 5匹家族が春の空を優雅に泳いでいました。
帰ってから調べてみたら、県内外から寄贈された450匹ものこいのぼりを
地元のまちづくり委員会が毎年この時期に掲げているそうです。
はずかしながら私は今回はじめて見ました。 この連休中には、「こいのぼり祭り」や
「こいのぼりマラソン」、フリーマーケットなどいろんなイベントも催されるようです。
んー、まさにこどもの日にふさわしいイベントですねー。
この辺りの幹線道路沿いは緑が多く、手入れも行き届いています。
この時期は窓を開けて走るのが気持ちのいい道です。
カナメモチの燃えるような真っ赤な新芽が目にまぶしいですね。
皆様はどんなゴールデンウィークをお過ごしでしょうか?
当社も 5/3~5/6 の4日間お休みとさせていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは皆様、よい休日を・・・