『OMソーラー 富田町の家』 の玄関軒庇を横からのアングルで見る。
下から見上げると、水平に見えるぐらいの緩い水勾配の庇。
玄関から その先へすうっと軽やかに伸びています。
一見すると和テイストの玄関といった感じですが 軒先をテーパーに加工して薄く見せ、
軒桁や柱もあえて細めの木材を使い スッキリとしたディテールにしています。
使っている材は滋賀県産の杉赤身材。 あえて塗装もせず、自然の経年変化を楽しみます。
毎日必ず出入りし、目にする場所だからこそ温かみのある木でつくる。
やはり木というのは、何となくやすらぎを与えてくれるように思うのです。
『OMソーラー 富田町の家』では、屋根足場の設置が完了。
屋根にまで足場が組まれている住宅現場はあまり見かけませんが
富田町の家は太陽高度の低い冬季、屋根面で有効に太陽熱を集熱するために
急勾配な作りとなっており、今後の屋根作業を安全に行うために足場を設置しています。
もともと棟の高いところに足場が架けられて 建物がさらに一段高く見えています。
そしてこれから、いよいよ屋根工事、OMソーラーパネル設置へと 工程は進んでいくのです。
『OMソーラー 富田町の家』 ロフトからの眺め。
雲ひとつない澄みわたる青空の向うに 辺りの家々の立派な瓦屋根越しに伊吹山が見える。
日本百名山に数えられ、かつて冬となればスキー客で賑わい その積雪記録で
ギネスブックにも載る伊吹山ですが 近年はほとんど積雪もなく、うっすら雪化粧する程度です。
少し北寄りに視線を移すと、のどかな田園風景の向こうに かつて戦国時代に浅井長政の居城があった
小谷山が望めます。 早くも稲刈りの終わった田んぼから秋を感じる匂いが運ばれてきます。
富田町の家は、こんなのどかな自然に囲まれて 季節を感じられる場所に建つ住まいなのです。
『OMソーラー 富田町の家』 小屋裏空間の様子。
一般的な小屋組とは異なり、1mの等間隔に並んだ登り梁による架構。
その特徴として小屋組を支える束(つか)が基本的に棟木の下だけでよいこと、
そしてOMソーラーの冬季の屋根受熱量を確保するため勾配を少しきつくしたことで
このような広々とした小屋裏空間が生まれています。
ただ、あくまで小屋裏としての用途なので、このスペースが全て使える訳ではなく
今後天井・壁で仕切られていきますが、それでもかなりのスペースを収納空間として
使えるメリットがあります。 OMソーラーの機器等もこの場所に設置していきます。
そして屋根面には隙間なく断熱材がしっかり充填されています。
現在住宅に使われている断熱材の中で最も断熱性能の高い、高性能フェノール フォームという素材。
これにより長期優良住宅で必須条件となっている温熱等級4 (次世代省エネルギー基準)を
きっちりとクリアします。
建物の断熱と気密をしっかりと確保し、少ないエネルギーで快適な温熱環境を
保つことができるようにつくる。これからの時代の家づくりにおいて、とても重要なことです。
長期優良住宅認定『OMソーラー 富田町の家』昨日上棟しました!
朝から雲ひとつない晴天に恵まれ、絶好の上棟日和。 清々しい青空の下、作業も順調に進みました。
日中は真夏のような陽射しでしたが 湿度はなく気持ちのいい秋晴れの一日でした。
昨日のうちに屋根断熱パネル取付まで完了し 雨の心配は全くありませんでしたが
ブルーシート養生まで行って作業終了しました。
決して大きな家ではありませんが、限られた空間を立体的にとらえ
おおらかな暮らしができる工夫をちりばめています。
10月11日(日)、12日(月)には構造見学会を予定しています。
長期優良住宅の家づくりをぜひご覧になってください。
詳細は決まり次第、アップしていきます。
『OMソーラー 富田町の家』 本日は土台の据付作業でした。
家の木組みの、文字通り土台となる部分。 あらかじめ基礎の天端に出しておいた
基準墨に従い 正確に土台を設置していきます。
土台には耐久性・耐蟻性の高いヒバ材を使っていますが
そのヒバ独特の少しツンとした木の香りが辺りに漂います。
PM3時頃には概ね作業完了しました。
明日は外部足場の設置、17日が上棟となります。
『OMソーラー 富田町の家』は基礎工事が完了。 天候にも恵まれて工事が順調に進められました。
仕上がりの寸法精度も、いつもながらGood! コンクリート表面もスカッときれいに仕上がっています。
基礎工事のプロ 中森建業さんの仕事、いつもごくろうさまです。
弊社加工場では、並行して大工さんが奮闘中。 屋根の破風板やタルキなど
化粧材となる部材を加工しています。 木材は主に杉の無垢材。
外部に使う部材なので、耐久性の高い赤身の部分を使います。
仕上げ削りのカンナひとつでも、いろんな種類があります。
木材の用途やサイズ、種類によって様々な道具を使いこなし そしてそれだけの道具を揃えて
いつでも使える状態に手入れする。 大工さんって大変な仕事ですが、そこがカッコイイですよね!
いよいよ来週17日には上棟です! 今のところ天気も良さそうで何よりです。
次回は上棟の模様をお届けしていきます。
「OMソーラー 富田町の家」のすぐ近くで現在、防火水槽の設置工事が行われています。
貯水量40t の水槽を埋設するとの事。普段あまり見かけることのない工事なので、
現場に行った際に興味津々に眺めてしまいます。
深さ3m以上もある水槽を地中に埋設するために パックリと地面に開けられた深さ4mほどの大きな穴!
道路と家屋に挟まれたタイトなスペースでの工事なので 裏の家屋すぐ近くまでゴッソリ掘られてますね。
崩落に気をつけて作業してください・・・
このところ雨らしい雨も降っていないのに、穴の底からはどんどん地下水が流れ出ていて、
水中ポンプが24時間回りっぱなしです。汲み上げホースからは結構冷たくてきれいな水が
勢い良く噴出しています。
「OMソーラー 富田町の家」は、地盤調査結果においても地盤がゆるく地下水位も
高いという判定結果だったのですが、この大穴を見て調査結果通りであったことに関心しました!
喜べることではないんですけどね・・・
『OMソーラー 富田町の家』は今週、基礎コンクリート打ちまで進み現在は養生中です。
コンクリートに一定の強度が出るまで型枠をそのままにしておきます。
土台を留めるアンカーボルトも一直線にきれいにセットされています。
当然コンクリート打ちの前に、セットする位置と高さを測りながら鉄筋に
固定しているのできれいに通っています。
週明けには型枠を払して周囲の整地、基礎工事も完了。
いよいよ上棟にむけて大工さんの出番となります。 建つのが待ち遠しいですねー!
春先に外構工事をさせていただいたS様より、ちょっとしたメンテナンンスのご連絡をいただいたので、
早速お伺いしてきました。 ひと夏を越えて、あの時植えた木々たちは順調に育っているのでしょうか。
外構完成時は、こんな感じでしたが・・・
ほーっ、この4ヶ月ほどの間に随分と成長していますね!
しっかりと緑が濃くなって、葉張りも結構広げています。
ロックガーデンのシバザクラ、まばらに植えてあったのが
地面を這うようにしてどんどんテリトリーを広げています。 右手のサルスベリは、
「ほんの数日前まで満開で紅紫色の花が枝全体に咲いて すごく綺麗だったんですよ~!」と、
奥様がとても喜んでおられました。
葉が密になって向こうの通りからの視線をゆるやかに遮っています。
見えそうで見えない、それでいて高塀のような圧迫感もない。
木々の間を通りぬけてくる風がとても心地よく感じます。
奥様が植えられたハーブ類がぐんぐん成長して 毎日のように料理に使ったり、
バスタブに浮かべたりして ガーデンライフをとても楽しんでいただいてるようです。
庭というのは、ただきれいに造って鑑賞するだけではなく こうして生活の中に溶け込んで、
その成長を楽しむ、 自分でどんどん手を加えていく、季節の移ろいを感じる、
そういった暮らしの情景と共にあってこそ 庭の存在が活きてくるように思います。
S様、また成長の様子を覗かせていただきますね。
今日は朝から『OMソーラー 富田町の家』 基礎配筋の検査でした。
第三者検査機関より派遣された検査員さんが 基礎鉄筋の要所をくまなくチェックされていきます。
もちろん、この検査に先立って社内検査を済ませてはいますが やはり少々、緊張の時・・・
そして、一切の手直しもなく、無事合格をいただきました!
午後には、ベース部のコンクリート打ちを実施。 天気も良く順調に進んでいます。