先週、ご入居されてからちょうど1年になるS様宅へ 住まいの定期点検にお伺いしました。
今回はOMソーラーシステムの点検も兼ねての訪問です。
ちょうど今はOMソーラーが暖房に活躍するシーズン。 システムが正常に作動しているか、
屋根の太陽熱集熱パネルに異常はないか、 集熱空気の通る経路やダクトに異常はないか、
多くの点検項目をひとつづつチェックしていきます。
この日は薄曇りの空模様でしたが それでもOMソーラーの集熱空気温度は30℃を超えていました。
システムのほうも、不具合もなく順調に運転していました。
もちろん、OMソーラーシステムだけでなく 建物の外部、内部全般にわたって
チェックリストを片手に点検していきます。
ウッドデッキは最初から塗装はせず、 天然成分からなる無色の木材保護剤のみで仕上げています。
1年が経過し、自然の風雨と日射しを受けて いい感じの銀鼠色に変化してきています。
信州カラマツのフローリングもだんだんと日に焼けて 深い飴色に変わり、ますます味わいを増していました。
S様宅は、LDKから大きな吹き抜けを通じて2階ホールへとつながる大空間をもつ住まいですが、
OMソーラーのおかげで家中どこも均一な室温で、朝方の室温も前日からの蓄熱の効果で
14~15℃はありますよと、OMソーラーの家の住まい心地にとても喜んでいただいておりました。
これからも末永く快適に住まい続けていただけるように 定期点検や住まいのお手入れのサポートなど、
さらに充実させていきたいと考えております。 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
先日、「OMソーラー 彦根の家」の現場に行った際 近くで見つけた小さな木の家。
片流れ屋根の同じファサードの家が 近くに数件建ち並んでいました。
もう30年以上も昔にこの辺りが開発されたころ 湖畔の別荘として建売分譲された建物のようです。
現在も住んでおられる御宅もありましたが ほとんどは廃屋状態でもう使われていないようです。
こちらは、遠巻きに見ていると一戸の建物のようですが
近づいてみると背中合わせに建っている別々の家なのです。
片方は外装をリフォームされていて 今でも別荘として使われているようです。
手入れをされていないものはかなり老朽化が激しいですが 当時としてはかなりモダンな
建物だったのではないでしょうか。 現在にも十分通用するデザインだと思います。
1区画の空き地がありましたが おそらく以前は背中合わせにこの家の「相棒」が建っていたのでしょうね。
残された片割れになんとなく哀愁を感じてしまいます・・・
外壁の杉板も相当年季がはいってます。 時間の経過でしか出せない深みがあります。
手入れをし、必要に応じて手を加えて 永く使い続けられている姿は、美しいですね。
「OMソーラー彦根の家」の現場より。
現在、内部の大工造作工事が進行中です。
2階に配したLDKは勾配天井でロフトへとつながり とても開放的な空間となっています。
天井は土佐杉の無垢板貼り。 ほんのりと木の香りが漂います。
これだけの大きな天井面に 大工さんは一枚一枚丁寧に杉板を貼り上げていきます。
上を向いての大変な作業、本当にごくろうさまです!
そして外壁も全面土佐杉の無垢板貼りです。 壁一面に杉板が貼られた姿は壮観です!
この後、杉板に木材保護塗装をかけていきますが さてどんな外観が現れるか、
足場が外れるのが今から待ち遠しいです!
週末のお客様との打ち合わせに向けて 提案資料(プレゼン)を作成しています。
いろいろと用意しますが 今、作成しているのは当社のこれまでの実例写真を使って
外観や内観のつくり、室内空間のイメージ、 水回りや造り付けの家具・収納のつくりなど
お客様に提案をご説明するための資料です。
豊住研には大手メーカーやビルダーのような 規格の住宅プランといったものはありません。
プランはその敷地固有の条件(環境)を読み その住まい手の暮らしを考えてつくるもの。
ひとつとして同じ物はないので 画一的な資料だけでは個々の提案を伝えきれません。
そこでこれまでの施工実例から 近いイメージの写真で説明させていただいたり
「OMソーラーのモデルハウス」で実物をご覧いただいたりして お客様が具体的に住まいを
イメージしていただけるように プレゼン資料を工夫しています。
本日午後のOMソーラーモデルハウスの様子。
今日は朝からの晴天で 屋根のOMソーラー集熱面にも燦々と太陽が降り注ぎ
午後2時の時点で外気から取り入れた空気温度は 45℃ほどに上昇していました。
室内には午後の暖かな陽射しがさしこみ OMソーラーの集熱と窓からのダイレクトゲインだけで
室内は小春日和のような自然な暖かさ。
モデルハウスの床は土佐杉の無垢フローリング。 足触りも柔らかく、合板フローリングのような
ヒンヤリ感がありません。 視覚的にも木の色味や節が暖かさを感じさせてくれます。
放射温度計で床表面温度を測ってみると 直射日光の当たらないところでも 20℃まで温まっています。
これぐらいがちょうどいい温度。
「暖房している」と感じさせない、ほどよい暖かさ これがOMソーラーの特徴のひとつです。