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上方町家
町家に学ぶ新しい家づくり





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いい住まいをつくりたい社員が綴る日々

    いい住まいをつくりたい社員が綴る日々

点検訪問

先日、所用でお伺いした余呉町の家、Nさん宅。
先週末改めて、住まいの3ケ月点検にお伺いしてきました。

相変わらずムシ暑い残暑日が続いていますが
そんな中でも、すこぶる快適にお過ごしいただいているご様子。
窓を開ければ家の中に風がよく通っていくので
エアコンの使用もほとんどないとのこと。

住居面積が今よりもずっと小さかった、マンション暮らしの時よりも
この家に引っ越してからのほうが光熱費がぐんと安くなったそう。
快適に、かつエコな暮らしを楽しんでもらえて何よりです。

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建具の調整などいくつかの宿題をいただきましたので
また近いうちに訪問させていただきます。

(太田)


新旧取り合う。

どんな家でも窓をつくる時には
必ず庇の存在も合わせて考える。

特に夏場においては
昼間の日射しが照りつけている時、
突然の降雨にみまわれた時など
庇の存在がありがたく感じられる事も多いと思います。

もとは壁であったところに新たに設けた腰窓。
そのすぐ脇には既存の立派な腕木庇がある。
となれば、木の寸法や加工形状もこれに合わせて
すぅーっと庇を延長するのが最も違和感のない納め方。

これだけの出幅があれば
強い日射しや吹き降りもしっかり遮ります。

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新旧の庇がとりあう部分、
今ははっきりと違いのわかる状態ですが
既存の庇も、もとは白木造りであったもの。
時間の経過とともに、徐々に馴染んでいくことでしょう。

「八島町の改修工事」
(太田)

ひな段

川道町の改修工事は
三浦大工さんによる造作工事も後半戦。

まだ壁面のボードが貼られていませんが
玄関ホール正面にある、階段を造り替えています。

以前も同じ場所にあったのですが、角度が少しきつく
昼間でも照明をつけたくなるくらい薄暗い階段でした。

今回の改修によって、登り角度を緩く、
そして側面を壁で囲わずに
木格子によってオープンに造ることで
明るく、昇降しやすい階段へと生まれ変わりました。

この階段の形状、見ての通り、
おひな様飾りを彷彿とさせる
その名もひな段階段。
オープンなつくりでありながら
ストリップ階段と違って
階段下がしっかり収納などに利用できるところがメリット。

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機能性と実用性を兼ね備えた階段の造りです。

(太田)

瓦の葺き直し

八島町の改修工事現場にて。
玄関増築部分の屋根瓦葺き直しが完了していますが
ここに使った瓦は、他の屋根改修部分でめくった瓦を転用したもの。
まだまだ現役で使える状態です。

使われていた場所は違えども
同じ建物に使われていた瓦ゆえに
部分的な葺き直しでもまったく違和感なく納まっています。

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改修工事では、改めるべきは改め、捨てるべきは捨て、
使えるものは再利用、現状維持する、など
各部分において取捨選択することが大切です。

もちろん、軒は新しく造り直しています。
木の素地の質感を活かす、和風のつくりです。

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この後、外壁は白漆喰と焼き板で仕上げていきます。
白と黒、和の外観です。

(太田)

夏の庭

以前からやろうと思いながら、時間がなく手が付けられずにいた
我が家の芝のエアレーション作業。
このお盆休みにようやく実行することができました。

このエアレーションという作業、
芝は成長とともに根が込み合ってくるため
芝の根を切るように小さな穴をたくさん開けることで
根に刺激を与え、空気を供給してあげることで
芝の生育を活性化させるのです。
また、人が踏むうちにだんだん土が締まってくるので
土をほぐし、水はけをよくする効果もあります。

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エアレーションに使うのは、この「ローンスパイク」という道具。
これを芝の上に突き立てて・・・

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ザクッ、ザクッと刃の根元まで突き刺していきます。
人がよく歩くところは地面がかなり締まっているので
全体重をかけてグリグリと踏みつけないと刃が入っていきません。
15~20cm間隔で芝全面をエアレーションしていくのは
この炎天下の下、かなりの重労働。
作業後は少し頭がガンガンしてきました・・・軽い熱中症?

この作業は涼しい日をねらってやらないといけませんね・・・

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庭のケヤキには毎日セミがたくさんやって来ます。
デッキのすぐ側なので、至近距離で鳴かれるとかなりの音量。
それでも子供達は、庭先の手の届くところにセミが見れて大喜びです。

アブラゼミとニイニイゼミのペア、ちょっとめずらしい光景。

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このところの猛暑続きのせいでヤマボウシが少々お疲れ気味。
日がよく当たる部分の葉先が枯れてきてしまいました。
最近は水やりを毎日朝夕2回に増やして
根元廻りの土が乾かないように気をつけています。

さらに、植物が弱った時の活力剤としていいと聞いた、
「メネデール」を根元廻りにたっぷり散水してみました。
昨年も猛暑のせいで、ヤマボウシもハナミズキもカエデもすべて
秋を待たずに落葉してしまって
楽しみにしていた紅葉が見れなかったので
今年は絶対に秋まで持たせようとがんばっています。

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緑の庭をいい状態に維持するには手間もかかりますが
木々の、日々の成長を観察したり、
時々の状態に合わせて手入れをしたり、
年を追うごとに成長していく庭を楽しんでいます。

(太田)

真夏日の訪問

先週末、ちょっとしたお届け物があって
しばらくぶりに余呉町の家、Nさん宅にお邪魔してきました。

まさに夏真っ盛り、という形容がふさわしい
白雲たなびく真夏日の青空をバックに佇むNさんの家。

のどかな風景に囲まれて
少し高台のため見晴らしもいい、
そんな抜群のロケーションに建つお住まいです。

庭の傍らでは、来シーズンに向けて
薪ストーブの薪割りが着々と進行中のご様子。
うだるような真夏日に、真冬のストーブの薪づくり、
これもストーブライフの楽しみのうちなんです。

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ちょうどNさんは、この夏はじめての芝刈り作業の真っ最中。
4月に敷いた芝が3ケ月ちょっとでここまで成長しました。
こまめに水やりをしてくださったおかげです。

夏場は芝目がぐんぐん伸びるので
2~3週間ごとに芝刈りする必要がありますが
刈り終わったあと、きれいに高さの揃った芝を眺めると
清々しさと達成感が感じられるんですよね~

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最近は毎週のように庭でのバーベキューを楽しんだり、
学校のお友達も自然とNさんちに集まってくるとの事。
まだ入居されて3ケ月ほどですが
この家での暮らしを大いに楽しんでいただいているご様子で
つくり手として本当にうれしい限りです。

また近いうちに改めて3ケ月点検にお伺いする予定。
その際はどうぞよろしくお願いいたします。

(太田)

現状に合わせる

2件の大規模リフォーム工事の一方、八島町の現場も
内外の大工工事が順調に推移しています。

内部は間仕切り壁下地と天井下地が組みあがり、
このあたりまで進んでくると
室内の広さ、ボリューム感もつかみやすくなってきます。

南側には視界や日照を遮る建物もなく
大きく開口部をとっているので
採光、通風性ともに良好です。

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土間が狭かった玄関を若干増築するべく、
今日はその玄関廻りの軸組みを起こしました。
現状の屋根勾配をそのまま延長するため
軒先はぐっと低く構えて
慎ましい印象の玄関になると思います。

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これは縁側の先を支える土台部分。
劣化していた既存の土台を新たに造り直し、
土台の中央を支える束(つか)も新しいものと交換です。

この束は元からある沓脱ぎ石の上に立てているため
ゴツゴツした自然石の形状に合わせて加工してあります。
何とも心憎い仕事・・・

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リフォーム工事では、現状に合わせて
新しい部分と古い部分とをうまく噛み合わせる、
といった作業が多分に発生するものです。

経年変化による狂いやズレをも修正しながらの作業は
やはり熟練の大工さんの腕と経験がとても頼りになるのです。

(太田)


別世界

先日の日曜日、町内の子供会のイベントで
子供達を連れて多賀町の山奥にある
河内の風穴へと足を運んできました。

彦根市街から車で20分ちょっとなので
距離的にはそう遠くはないのですが
芹川沿いの山道を進んでいくと、道幅はどんどん狭くなり、
途中にはあまり人気のない、ひっそりと佇む山村もあり・・・

緑深い河内の村に着けば
下界とは3~4℃は違うんじゃないかと思うほどの涼しさ。
夏の盛りに、涼を感じるにはなかなかいい所でした。

ご存じの方も多いでしょうが
洞窟の入り口前に立てば、風穴という名の通り
この中は冷房が効いているのかと思うほど
ひんやりとした風が常に吹き出しています。
ここは一年を通じて12℃ほどで一定しているらしく
半袖で入るには寒いくらいなんです。

(肝心の入り口の写真は撮り忘れました・・・
内部にはこんなに広いホールもあるのです)

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辺りにはものすごく水の澄んだ清流が流れています。
洞窟の中でも水流の音がはっきりと聞こえていたので
どこかに大きな水脈があるのでしょう。

きれいな清流に、ごろごろとした岩、
両側から覆い被さるような木々の緑。
まるで風景写真カレンダーに載っていそうな
絵になる風景でしたよ。

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道中の芹川沿いの河川敷にも
車を留めて川遊びのできる場所があって
子供達はサワガニ採りに夢中になっていました。
川に入ると足が痛くなるくらい水が冷たくて、
川べりでバーベキューをする家族も見かけられました。

以外に身近にある別世界。
まだ未体験の方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

(太田)

内部造作進行中

川道町のMさん宅、改修工事の現場では
三浦大工さんによる内部造作が進行中。
今日の時点でDKの天井杉板貼りが完了しております。

以前も同じくDKとして使われていたスペースですが
湖北の家に多い、DK・居間が北に面する間取りでは
どうしても昼間の採光が不足しがちです。

これを補うため、採光用の高窓をズラリと配置。
単純に採光面積が増えるだけでなく
天井面が自然光に照らされ明るくなることで
視覚的に広がりが強調されて見えるのです。

また、元々はビニールクロスや
合板フローリングで仕上げられていた室内も
杉板の天井、唐松のフローリング、シラス壁塗りなど
健康によい素材で造られた内装へと変貌していきます。

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まだまだ、造作は9月初旬まで続く予定。
徐々に変わっていく様子をお伝えしていきます。

川道町の改修工事
(太田)