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上方町家
町家に学ぶ新しい家づくり





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いい住まいをつくりたい社員が綴る日々

    いい住まいをつくりたい社員が綴る日々

内部造作

前回から少し日が空いてしまいましたが
「高月町 小さな離れ家」の現場では
三浦大工さんによる、内部造作が進行中。

このところ天候にも恵まれて
外部の大工仕事は一通り完了しています。

昨日、今日は床フローリング貼りの作業中。
一枚一枚、しっかりと締め付けながら
貼り進めていく地道な作業ですが
常に人の足が触れる床面だけに
高い精度が求められる仕事でもあるのです。

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吹抜けリビングの勾配天井は
杉羽目板貼りが完了しています。
大きな一面の杉板貼り天井は
東のFIXから差し込む自然光の効果もあって
室内空間に広がりが生まれています。

朝日を取り込む大きなFIX。

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壁内への電気配線が完了すれば
断熱材の充填、壁材貼りへと進んでいきます。
大工造作は11月末までの予定。
まだしばらく続いていきます。

豊住研(太田)

伝統的町家を見学

今日は午後から、地元の建築士会が企画した
伝統的な町家建築の耐震改修実例の見学に参加してきました。

場所は彦根銀座の花しょうぶ通り沿い。
昔ながらの町家が軒を連ねる
なんとも雰囲気のある通りです。

会場となったのは、こちらの建物。
築250年!の商家を町のコミュニティの場として利用するために
3年前に耐震改修が実施されたそうです。
外観はそれほどリニューアルされておらず
あくまで従来の佇まいを残しているところがいいですね。

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この耐震改修の実施にあたって
耐震診断、耐震補強の計画に携わられたのが
こちらの滋賀県立大学環境建築デザイン学科の高田先生。
宮城県北部地震や新潟県中越地震などの被害調査にも携わられた
建築構造学の専門家です。

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この計画にあたっては、特に予算が限られていたので
実際の工事は地元の工務店さんが中心となり
地域の皆さんも参加して、自分達で出来る事は協力して行うという
地域住民参加型で行われたそうです。

そういった諸々の事情もあってか、
改修範囲も実際に使う1階部分のみで
工法も比較的簡易なやり方が採用されていました。

こちらの木格子、一見意匠的な飾り格子のようですが
耐震補強を目的として設けられた「面格子壁」なのです。

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鰻の寝床のような建物の耐震補強というと
あちこちに耐震壁をつくって骨組みを固めていく、
そんな工法を連想しがちですが
今回の建物、補強レベルとしてはそこそこ、ではありますが
あくまで従来の町家建築の雰囲気を損なうことなく
コスト的にも意匠的にも上手く改修されていて
いい実例を見せていただくことができました。
また今後の参考にさせていただこうと思います。

そして、見学しながらやはり気になる建物のディテール。

こちらは奥行きの長い建物の採光を補うためのトップライト。
瓦屋根が一部くり抜かれて透明の波板が葺かれている
なんともシンプルなつくり。

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面白いな、と思ったのがこのガラス戸。
アルミサッシに取替えず、元々の建具がそのまま使われていて
外の縦格子とあいまってなかなかの雰囲気。
このガラス戸のつくりをよく見てみると・・・

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中央部分が引き違い窓になっているのです。
職人がつくる木製建具ならではの細かい仕事。
そしてこれを大切に使い続けていることも
地域の皆さんの建物に対する愛着の現れだと思います。

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こうして長い年月を経ても
愛され続ける建物をつくっていきたいですね。

豊住研(太田)

賑わった一日

今年も、お客様感謝祭は天候にも恵まれて
賑やかに楽しい一日となりました。
近年は毎年開催していますが
おかげさまで一度も雨に降られた事がありません。

日頃の誰かさんの行いが・・・というより
開催を楽しみにしてくださっている皆さんのおかげでしょう!

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やはり毎年人気のイベントのひとつ
工務部と大工さんによる木工作コーナー。
今年は杉の端材を利用した木工作に挑戦していただきました。

作るものを限定せず、腰掛け椅子や踏み台、本棚、ベンチなど
その場で臨機応変にリクエストに応えられるのが
人気のある秘訣かも。

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バルーンアートをマンツーマン指導の図。
作り方、覚えられたかなー?

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協賛いただいた関西電力さんがサプライズで
電気自動車を展示してくれました!
見た目には普通の軽自動車サイズなんですが
エンジンが無い分、ボンネットも最小限なので
車内はとっても広々としています。

走行音はモーターの音がわずかに聞こえるだけなので
向うからほぼ無音で走ってくるその姿には
ものすごく違和感を覚えます・・・

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今年も盛りだくさんだったお客様感謝祭。
毎年いただく皆さんのアンケートを参考に
少しずつ催し内容の充実を図っておりますが
まだまだ試行錯誤なところもあります。

来年もさらに、皆さんに足を運んでいただける
楽しいイベントにしていきたいと思いますので
皆様、ぜひまたお越しくださいね。

(太田)

豊住研㈱ お客様感謝祭!

昨日の日曜日、毎年恒例のお客様感謝祭を開催しました。
今回で感謝祭としては、3回目の開催になります。
毎年多くのお客様にご来場いただき
社員一同、日頃の感謝を込めて
精一杯のおもてなしをします。

朝から晴天に恵まれ、途切れることなく
たくさんのお客様がご来場下さいました。

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たくさんのイベントや飲食コーナーなど
子供さんから大人まで楽しめる内容は盛りだくさんです^0^

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中でも毎年大盛況なのが、大工さんと一緒につくる
日曜大工コーナーです。
いろいろなご希望に出来る限りお答えし
その場で、お客様と一緒に製作します。

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すごく楽しそうに作られているお客様の顔が
とても印象的でした。

感謝祭は、これからも毎年開催します。
今後も日頃たいへんお世話になっている皆様にご満足いただけるよう
社員一同、一生懸命がんばっていきたいと思います。

ご来場いただきましたお客様
本当にありがとうございました。

豊住研株式会社 中川

大開口のある家。

彦根市で工事中の『鳥居本町の家』では
大工工事が着々と進行しています。
『鳥居本町の家』は、構造体に国産の無垢材を使用し
内装材は、自然素材の無垢材や和紙、塗り壁を多用する計画です。

南面に大きな開口が設えてあり
とても気持ち良く、十分な採光だけでなく
実際の建物の大きさよりも広がりを感じさせてくれます。

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屋根工事もほぼ完了し
これから少しずつ外装工事も進行していきます。

今後も現場状況を随時報告していきたいと思います。
お楽しみに!!

木の家づくり工務店
豊住研株式会社 中川

上方町家の会@山梨~後編

昨日に引き続き、今回の上方町家の会@山梨研修での
お宅訪問の様子をお届けします。

この日最後に伺った、緑に包まれた山の傾斜地に建つ住まい。
OMソーラーのパネルが並ぶ大きな大屋根、
手が届くほどに低く抑えられた軒先、
昔ながらの古民家を連想させる、どこか懐かしくも美しい佇まい。
身近にある自然や木、農に親しむ暮らしを提案する
これが山口工務店さんの代表的なスタイルのようです。

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内部も大屋根形状を活かして2階までつながる大空間。
構造体そのものもデザインの一部となっています。

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玄関を入ると正面にどんと据わる大きな戸棚。
こちらのご主人が数十年にわたって収集されてきた
小道具や陶器、カメラ、映写機、扇風機、火縄銃にいたるまで
家中のあちこちに置かれていて
それらが家と暮らしの中に見事に溶け込んでいたのです。

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2階の大部分を占有しているシアタールーム。
外光の侵入を抑えて少しほの暗い室内は
静かに映画鑑賞など楽しむのに最高のシチュエーションですね・・・

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ご主人が家を建てるにあたって望まれた条件のひとつが
雨の日を楽しめる住まいにしたい、という事だったそうです。
そうして出来上がったこの住まいは
深い軒に守られた外縁、広い土間、
間仕切りのないワンルーム空間、
雰囲気のあるシアタールーム、
そして窓の向こうに広がる雄大な自然。

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様々な構想が見事に実現されたこの住まいを見ていると
施主さまの並々ならぬ家づくりへの情熱と
山口工務店さんの設計・施工力のレベルの高さを強く感じました。

そして施主さまの「暮らし力」「住みこなし力」、相当なものです!

じっくりと住まいを見学させていただいた後には
奥さま手作りの赤飯やおはぎ、煮物に浅漬けまで御馳走になりました。
これらの食材も鶏肉とお米以外は
すべて自ら畑で栽培、収穫されたものなのです!

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今回の研修、個人的には最後に見せていただいたこのお宅が
一番強く印象に残っています。
場所は違えども、滋賀湖北地方の住まいにも通ずる
田畑が身近にあって、農とつながっている暮らしは
私達の今後の家づくりにも大いに参考になりました。

平日にもかかわらず快く受け入れてくださった住まい手さま方、
そして山口工務店さんに深くお礼申しあげます。

今回の学びを上方町家一同大いに活かして
さらに高みを目指していきたいと思います。

「上方町家の会 研修」
豊住研 太田


上方町家の会@山梨

今週、約2か月ぶりとなる上方町家の会に参加してきました。

今回はいつもの会議室を飛び出して
山梨の地で活躍されている、
同じOMソーラー加盟の山口工務店さんを訪ねて
施工された物件など見学させていただきながら
大いに勉強させていただこうという趣旨。

韮崎駅近くに一同到着したら互いの挨拶もそこそこに
早速、山口工務店さんの建物見学に出発。

こちらは通り掛かりに少しだけ立ち寄ったお宅。
外観だけぐるりと見て廻ります。
深い軒の出と、明るい色遣いの板貼りが特徴の家。
標高が高い地であるせいか、
モミジが早くも色づき始めていました。

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次に伺ったこちらのお宅は
いつもの山口工務店さんのスタイルとは趣を異にする、
住まい手さんたっての要望で実現した
北イタリアあたりの民家スタイルなのだそうです。

純洋風なこの家が雄大な自然に不思議と溶け込んでいて
おそらく北イタリアの彼の地でも
同じような風景が広がっているのだろうな・・・と思いました。

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内部のつくりもしっかりと現地のスタイル。
慣れない洋風の家づくりと言えども
設計・施工を通してこの完成度。
非常に高いレベルで仕事されている・・・さすがです。

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完成間近の物件も見せていただきました。
とは言っても建物はほぼ完成しており
外構工事が大詰めの段階といったところ。

シルバーグレイに塗装された杉板ヨロイ貼りの外観。
ホワイトの枠を強調したサッシが良く似合っています。

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こちらのお宅、南向きの傾斜地に建っていて
360°眺望が開けているという、なんともうらやましい立地。
これを最大限に活かすためLDKは2階に、
南面には大きなインナーバルコニー。
浴室も南に面していて、
湯船につかりながら雄大な景色が望める贅沢なお風呂。

眺望の良さを活かすために
窓の取り方もしっかりとデザインされています。

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いい住まいをたくさん見て、
スケール感をつぶさに感じとり、
住まい手さんの暮らしの様子をも垣間見る、
地元にいては出来ない貴重な機会。
本当に勉強になるのです。

まだこの後も素敵なお宅にお邪魔させていただいたのですが
長くなるので続きはまた明日にでも・・・

「上方町家の会」研修 (太田)

準備は万端

『高月町 小さな離れ家』の現場、本日の様子。

上棟を明日に控えて
今日の現場は静まり返っています。

土台の据え付け、
構造木材の搬入、
いつもの如く建物周囲の地面をブルーシートで覆い
(工事中に建物を汚さないための対策です)
全体をすっぽりと包む雨養生シート、
先行足場とメッシュシートの設置、

下準備はすべて整い、明日の用意は万端です。

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午後からは天気も回復して
明日は上棟日和りとなりそうな予感。

一日の作業で一気に建物の全景が現れる晴れの日、
何よりも安全第一で進めたいと思います。
住まい手さま、明日はどうぞよろしくお願いいたします!

豊住研(太田)