秋の日射しを照り返す、
1年半を経た我が家のウッドデッキ。
当初から塗装はしておらず、
無色の木材保護剤だけを塗布しています。
デッキの床面は外壁や板塀と比べて
太陽の紫外線や雨、雪、そして人の歩行と
表面は厳しい状況にさらされるため
塗装しても1年ほどで劣化してしまいます。
それならば最初から塗装はせずに防腐保護剤のみ施しておけば
木の自然な経年変化を楽しめて、
頻繁にデッキの塗り替えをする必要もなくなるので一石二鳥、
ということで、豊住研ではデッキの無塗装仕上げをお薦めしています。
1年も経てばこのように
お寺の縁台のようにきれいな銀鼠(ぎんねず)色に落ち着いて
なんともいい風合いに変化するのです。


自分の好みの色に塗装するのもいいですが
こうして自然の経年変化にまかせて
微妙にかわってゆく姿を楽しむのも
ナカナカ良いのではないでしょうか。
(太田)