川道町の改修工事、
大工工事の最終工程となる外壁の杉板貼りが
三浦大工さんの手によって完了しました。
縦張りの部分は、表面をあえてラフに仕上げた杉板に
メイド・イン・ドイツの自然塗料、プラネットカラーのダークブラウン塗装。
かなり深みのある濃茶色、ツヤを抑えた、ちょうどいい色合いに仕上がります。
この辺りの家屋によく使われている焼板のラフな感じとはまた違って
どっしりと重厚感の感じられる仕上がりです。

一部出っ張った勝手口の外壁は、杉板の貼り方向を横向きに変えて
色のアクセントとして、こちらもメイド・イン・ドイツの自然塗料、
オスモカラーのマホガニー色で塗装しています。
ベンガラ塗りの部分と色調を合わせつつも、
赤すぎない、透明感のある赤茶色。
お気に入りの色なので、よくお薦めしている色なのです。

ここに来て、内外部ともいい感じに仕上がってきました。
いよいよ来週は、建具や製作家具、水廻り機器の取付、
そして仕上げのクリーニングと、一気に完成へと進んでいきます。
(太田)