まだ壁が塞がれずに開いたままの状態・・・
という訳ではなく
すでにサッシ枠とガラスが取り付けられています。
1階から吹抜を見上げると
すぐそこに迫ったお隣さんの屋根越しに
暖かな午後の陽が射しこんでいる光景。

これだけ大きいFIXとなると
オーダーサイズとなってしまいますが
やはり、ここぞというところ、
外に対して開きたい場所、あるいは
外から採光や通風を取り込みたい場所には
思い切って大きな窓をとります。
家の内と外との関係を決定づけるもの、そして
家の居心地のよさを大きく左右する窓の存在。
開くべき所は開き、閉じるべき所は閉じる。
窓の取り方にもメリハリをつけるというか、
周囲の状況に合わせて
常にベストな選択を探っていくのです。
「彦根 大堀町の家」
(太田)