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いい住まいをつくりたい社員が綴る日々

    いい住まいをつくりたい社員が綴る日々

木を見せるつくり

先日の「余呉町の家」上棟時の様子。
時間的には午前11時頃の作業状況です。

2階の床組までが組みあがり、その上に
床仕上げの下地となる、床パネルを敷き込んでいるところ。

この床下地パネル、一般的には
構造用28mm厚物合板を使用することが多いのです。
床梁の上に直接張り付けることで梁と一体となる構造面をつくり
この面が地震の際の横揺れに抵抗し
その力を壁→基礎→地面へと伝える、重要な部分なのです。

s-DSC05375.JPG

そして「余呉町の家」ではこの2階床パネルに構造用合板ではなく
12mm厚の杉板を木目方向を直交させて3層に重ね合わせた
Jパネルという36mm厚のパネルを採用しています。

構造用合板と同等の強度を有するのはもちろんのこと、
片面が木目のきれいな杉板で化粧仕上げになっていて
その面を下に向けて張ることで
2階の床下地兼、1階の天井仕上げとなります。

1階から天井を見上げれば
構造体そのものが仕上げにもなっているという状態。
昔の家では、ささら天井といってよく見かけたものですが
それを現代の耐震基準に適合させながら
構造材をも意匠として見せるつくりとしているのです。

しっかりした構造体が見えることの安心感、
家の状態が一目で見てとれる解りやすさ、
そして木の素材感、質感。
なかなかいい空間に仕上がっていくだろうと
これからの進捗が楽しみなのです。

「余呉町の家」
豊住研(太田)

※12月19日() に
 長期優良住宅「余呉町の家」の構造見学会を開催します。
 近々詳細をご案内します。