今日は午後から2件の現場確認へ。
「余呉町の家」は基礎立上り部分のコンクリート打が完了し
現在はコンクリートの養生期間中。
12月1日に上棟を予定していますが
後は型枠脱型、整地などを残すのみなので
何とか予定通りに工程を進められそうです。
この写真ではちょっと解りにくいのですが、
奥のほうの基礎が一段高くなっています。
この土地は二面道路に接する角地なのですが
道路の高い方と低い方とで2m近い高低差があって
建物へのアプローチは高い方からとっています。
地盤の高さを高い方基準で合わせるとなると
かなり高い擁壁を築造しなければならないし
盛土もかなりの量となってしまいます。
そこで地盤の高さを抑え、コストも抑えつつ、
建物をスキップフロアーで計画することで
この敷地高低差を有効活用しようという
一石二鳥の目論見なのです。
こちらの現場、長期優良住宅の認定も取得しており
12月19日に構造見学会も予定しておりますので
このスキップフロア構造に興味のある方は
ぜひお越しください~

もう一件は、「高月町 小さな離れ家」の現場。
三浦大工さんによる造作工事もいよいよ終盤となり
来月早々には各仕上げ工事が始まります。
縦方向にグイーッと伸びあがる居間空間。
壁面は火山灰シラス原料の100%自然素材塗り壁で仕上げていきます。

こちらは年末にはご入居の予定なので
残り一ケ月ほど、ピッチを上げていきます。
豊住研(太田)