先日立ち寄った彦根の現場にて。
辺りは細い路地が入り組んだ
昔ながらの町並みが残る、静かな集落。
付近を少し散策してみると
通りに沿って流れる小さな水路に目がいきました。
水路沿いにある家の中へと
水が引き込まれるように作られています。
おそらく、この中には昔から使われてきた
土のついた野菜をすすいだり
ちょっとした洗い物をしたりする
水場がつくられているのでしょう。

通風のために設けられた格子窓、
そして採光目的のために設けられたであろう
ガラスブロックの嵌め殺し窓が、何とも機能的。
最近では、集落内を流れる川や井戸が
生活に利用されている風景も随分見かけなくなりましたが
この辺りには昔ながらの暮らしのカタチが
まだまだ残っているようです。
また今度、周辺散策してみますかね・・・
豊住研(太田)