現在基礎工事中の「余呉町の家」
先週、工務担当の徳田さんと同行で岐阜のプレカット工場まで
構造材の材料検査に行ってきました。
「余呉町の家」も構造材のすべてに国産の桧と杉を使います。
家一軒分の構造材ともなると大型のトラック2台分のボリュームなので
木材検査もなかなかの力仕事なのです・・・

桧の柱、一本一本を吟味していく徳田さん。
この道のキャリアも長く、木を見る目は確かです。
木材の良し悪しを見極める目を養うためには
とにかくたくさんの木を見て、触れて、匂いで、担いで、
実物から多くのことを感じとることが大切です。

見た目の美しさもさることながら
構造材では特に、きちんと乾燥していることが重要。
木材の含有水分を測定する機器をつかって
材の乾燥状態もチェックします。

製材工場から届いた木材は一本一本すべて
含水率と木材強度が測定され、その数値が印字されてはいますが
やはり自分達の目で、重ねてチェックすることは
その素材の特性を知る上でも、とても大切なプロセスです。


今回もいい材が揃いました。
上棟の日が待ち遠しくなります。
豊住研(太田)