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上方町家
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いい住まいをつくりたい社員が綴る日々

    いい住まいをつくりたい社員が綴る日々

ずらした開口部。

コーナーの柱を挟んで配置した二つの開口部。
まだサッシが取り付く前の段階です。

一般的な窓の取り方からすれば
少し変わっているのかもしれないが、
これはこれで、

厳密に調査した土地と方位の関係や
周囲に建つ建物の状況からみて
どこに、どんな大きさで、どれくらいの高さに、
どのようなタイプの窓を配置するのか、
ひとつひとつの窓について意味を考え
ベストな選択を導き出していくのです。

窓を開ければ、そこに何が見えるのか、
いい景色が広がっているのか、
寒い冬に暖かな陽射しが射しこんでくるのか、
暑い夏に涼感をもたらす風が通り抜けていくのか、

人が五感で感じる家の居心地の良さは
窓の在り方ひとつで大きく変わってくるものだと思います。

s-DSC05857.JPG

ここ「彦根 大堀町の家」、南西に隣家が立ち並ぶ立地条件。
しかし、午後だんだんと陽が傾いてくるにつれて
隣家同士の間から陽が射しこんできます。
そこを狙って開けた開口部、
まさに予定通りの効果をもたらしてくれた。

そして低く位置する窓は
周りからの視線を遮りつつ
風を通し、坪庭を眺められるようにしたもの。

入念に計画しているとはいえ
実際にその場に立って改めて確認し、
また新たに気付かされることもある、
窓の計画、本当に奥が深いのです。

(太田)