2階寝室空間の階段降り口部分に造り付けた、
ちょうど大人の腰高ほどの片引戸。
小さなお子さんのいるお宅では
転落防止のベビーゲートの役目を果たします。
閉めた際には、階段側でロックが掛けられるようになっていて
小さいお子さんでは解除できないようになっています。
また、夏場にクーラーをかけている時に戸を閉めておくと
冷やされた空気は重くなり、床を這うように広がるので
冷気が下階へ降りていくのを防ぎ、
クーラーの効きがよくなります。

引戸を開けると、このように・・・

腰壁と一体化して、とてもすっきりとした状態。
通行の邪魔になることもありません。
このケースに限らず、
引戸というのは家の中の様々な場所の
ONとOFFを使い分けてくれる、
なおかつスッキリと納まって邪魔にならない、
実に機能的なものなのです。
(太田)