淡い赤味をおびた色合いの、
何ともいい感じの暖か味を感じる杉の床板。
蜜ロウ成分を含有する自然系ワックスで磨き込み、
テカテカしすぎない、ちょうど良いツヤが出ています。
杉の床板は様々ある樹種の中でも足触りが柔らかく、
特に今の季節、足裏に冷たさを感じにくく、
逆に夏場は素足のまま歩いてもサラッとしていて
ベタベタと床にはりつくような不快感がない、
まさに触れて気持ちいい素材なのです。

これからだんだんと赤味は薄い茶褐色へと変わっていき、
使い込まれ、お手入れすることで
ツヤと深みを増していきます。
床板も、暮らしの経年とともに
変化していくのです。
「高月町 小さな離れ家」
(太田)