« バルコニー工事 | メイン | 上方町家 福知山にて »
2010年04月08日(木)
今日は、岐阜の木材工場までひとっ走りして 『曽根町の家』の構造材検査に行ってきました。
今回も「ひだまりの町 口分田 T様邸」と同じく 構造材はすべて国産ムクの桧と杉でつくる家です。
集成材であれば一定規格に沿って工場生産なので 一本一本の品質のばらつきはほとんどありませんが 無垢材の場合は天然のものであるため 木目や節、色味、木のクセなど微妙な違いがあり やはり現物のチェックが必要なのです。
広大なストックヤードですが、きれいに整理清掃されてます。 ウチも見習いたいですね。
材料の山をばらして一本一本をチェック。 こちらは梁に使う杉の平角材。 この作業、けっこう腰にくるんです・・・
とても木目の詰まった良い杉材です。 こういう木材を見ていると嬉しくなります。
見た目だけでなく乾燥や強度においても 生産業者が一本一本すべて機械計測を行い 含水率と強度が印字された確かな無垢材です。
検査は滞りなく終了し これから加工へと進んでいきます。 上棟が待ち遠しくなってきました。
『曽根町の家』 豊住研 太田