『曽根町の家』は引き続き、玄関まわりの造作が進行中。
外壁の杉板貼りがほぼ完了しています。

曽根町の家は、玄関と、これにつながる土間収納が
下屋として突き出した形となっていて
この部分の外壁を杉板貼りとしています。
家族を迎え入れる玄関廻りのつくりには
いつもできるだけ木を使い、
帰宅したときに、何かホッとするような
そんな事をイメージしています。

少々凝ったつくりの玄関引戸の枠も納まっていました。
正面が玄関入り口、右手は土間収納への入り口です。
それぞれの空間は内部でつながっているのです。

既製品に頼らず、木を加工して大工さんの手によって
その場所に欲しい機能とデザインを作り出す。
臨機応変に対応できる家づくり、
そしてそういった部分をどう納めていこうかと
考える楽しみも大いにあるのです。
『曽根町の家』
豊住研(太田)