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2010年06月02日(水)
『曽根町の家』は引き続き、玄関まわりの造作が進行中。 外壁の杉板貼りがほぼ完了しています。
曽根町の家は、玄関と、これにつながる土間収納が 下屋として突き出した形となっていて この部分の外壁を杉板貼りとしています。
家族を迎え入れる玄関廻りのつくりには いつもできるだけ木を使い、 帰宅したときに、何かホッとするような そんな事をイメージしています。
少々凝ったつくりの玄関引戸の枠も納まっていました。 正面が玄関入り口、右手は土間収納への入り口です。 それぞれの空間は内部でつながっているのです。
既製品に頼らず、木を加工して大工さんの手によって その場所に欲しい機能とデザインを作り出す。 臨機応変に対応できる家づくり、 そしてそういった部分をどう納めていこうかと 考える楽しみも大いにあるのです。
『曽根町の家』 豊住研(太田)