『曽根町の家』では、外廻りの木工事のキリがついて
工程は、内部の造作工事へと移行しています。
現場では日々、三浦大工さんが木の材料相手に奮闘中。
若い大工さんですが経験豊富で腕は確か。
どうすれば納まり良くなるか、いつも自分なりの工夫を凝らしてくれて
安心して任せられるのです。

昨日はちょうど、玄関引戸枠の造作中。
曽根町の家の玄関入り口は
建物正面から奥深く引き込まれるように
深い軒を持っています。
そして、迎え入れるは木製の玄関引戸。
枠も引戸も手造りでつくるので
サイズも素材や色の調和も良いのです。
既製のサッシと違い、時間と手間はかかりますが
職人さんの仕事の跡が感じられる家は
愛着を持って永く住み続けられる住まいになると思います。

外部では、屋根の破風鼻隠し板の塗装が完了。
最近採用率の高い色、
ドイツはオスモカラーのチーク色、2回塗りです。

近々外壁仕上げ工事も始まります。
また外観がどんな感じに仕上がっていくか、
楽しみなところです。
『曽根町の家』
豊住研(太田)