少しずつ夏に近づき暑い日が続いています。
これからますます暑くなるかと思うとゾッとしてしまいます。
暑い季節には、クーラーというイメージが現在は、あたりまえに
なっていますが、まだクーラーがなかった時代はどうだったのでしょうか。
現代は、地球温暖化やヒートアイランド現象により
「涼をとる」家づくりが見直されてきています。
当社としてもできるかぎり化石エネルギーに頼らず
夏を心地よく暮らせる家づくりを目指しています。
今日は、「夏を過ごしやすい家にする」工夫を一部紹介します。
①日射しを遮る。
直射日光だけでなく、地面からの照り返しを少なくすると
室温の上昇を抑えることができます。
軒の出を深くすることやオーニングなどで日射しを遮り
照り返しを抑える工夫が効果的です。
②緑をまとう。
落葉樹や蔓植物による緑のカーテンをつくることで
葉の重なりが日射しを遮り、蒸散作用によって
外壁の温度を抑えることができます。
反対に冬場の落葉樹は、 葉を落とすことで太陽の熱を届けてくれます。
③風通しを考える。
建物の設計として、大切なことは「通風」です。
自然にそよぐ風を上手に室内に取り込むことは
夏を快適に過ごすためのもっとも重要なことだと考えます。
そのため設計段階で窓の配置計画を十分に考えます。
④誰にでもできる涼感のとり方
打ち水・風鈴・浴衣・うちわ・すだれ・よしず 等
他にも心地よく暮らせるいろいろな工夫がありますが
化石エネルギーばかりに頼らない
そんな暮らし方を今こそ見直したいものです!
長浜市の木の家づくり工務店
豊住研株式会社 中川