今週の土曜日曜と、二日続けて長浜市の加田町にて建物の完成見学会
をおこないます。今回の建物は無垢の木をふんだんに使った家です。
赤松の3cmもある厚みの床材や、桐で作った建具や床など一度体験して
いただきたいと思います。壁は珪藻土の入ったクロスを使用し塗り壁は和室
にジュラク壁を、そして鹿児島のシラス台地のシラスを利用した中霧島壁を
使用しています。主原料のシラスは、地下マグマの1,000℃もの熱で生成さ
れた天然のセラミック素材です。多くの隙間を持つ構造と、主成分である珪酸
(シリカゲルなどの除湿材の原材料)・アルミナ(水分やガス吸着が強い)など
が、高い消臭・調湿機能を発揮するそうです。
私の家の2階の改造にもこの中霧島壁を塗ってみましたが、なかなかいい
商品です。皆様にもぜひお勧めしたいと思います。

来年度の税制も住宅ローン減税などが拡充されるようですが、消費税の税率
アップなど計画されるなど明るいニュースばかりではありませんね。
長年お客様とお付き合いをさせていただいてきて、家という大きな買い物の
です、いろんなきっかけで始まりました。もちろん見学会にいらっしゃったお客様
も多くいらっしゃいます。見学会では完成した家だけでなく、人やその工務店の
考えるポリシーなども見ていただいて、質問などしていただくとよりよく見えてくる
ものがあると思われます。家というものは建てただけで終わるものではありません。
その家がなくなるまで、メンテナンスなど長い付き合いがついてまわるものです。
後々後悔のないように、しっかりハウスメーカーや工務店を選ばれることが肝要
かと。私自身もお客様の信頼を裏切ることのないよう日々がんばっていきたいと
思っています。
(津田)