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2008年12月26日(金)
わたしのつたないブログも今年最後となりました。
スタッフブログも9月の終わりからはじめさせていただいてから、はや三ヶ月
あっという間のような、年齢とともに日々の過ぎるのもだんだん早く感じています。
年末のお客様へのご挨拶とカレンダー配りの合間に、現場に行ってきました。
ちょうどユニットバスの組み立ての、真最中でした。


この建物は2階にキッチン、食堂やお風呂などの水廻りがあるので施工もたい
へんですが川の流れを見ながら、食事もできるというなかなか普通の家ではでき
ないことができるいい家にできるなと、感心してきました。
これから内部の造作工事にはいりますが、つづけてブログで紹介していきたいと
思います。
皆様にとって、来年がよい年になりますようにご祈念申し上げます。
(津田)
2008年12月23日(火)
とてもおだやかで暖かみのある白熱灯の明かり。
近年、地球温暖化防止の観点から照明の電球を白熱灯から消費電力の少ない
蛍光ランプへ切り替えていくという流れにある。



最近は白熱灯に替わって電球形の蛍光ランプも
様々な種類が販売されてはいる。
でも、やはり白熱灯の赤みをおびた暖かみのある
やわらかな光は蛍光ランプでは再現できない。
特に食卓を照らす明かりは白熱灯のほうが
料理をおいしく見せる効果がある。
一律に白熱灯を全廃するというのでなく
要は適材適所で白熱灯と蛍光ランプを使い分けるのが
一番いいのではないでしょうか。
(太田)
2008年12月19日(金)
先日、『OMソーラー 彦根の家』の社内検査に行ってきました。
弊社では各工程の要所において社内検査を行っています。
工事にミスや改善点はないか、複数人の目でチェックすることで
より厳しく品質管理を行うためです。
『OMソーラー 彦根の家』は琵琶湖畔の閑静な住宅地にあります。
敷地のすぐ道向かいは河川敷堤防になっていて
その向こうには雄大な琵琶湖を望む絶好のロケーションです!


屋根にはOMソーラーの集熱パネルが設置されています。

『OMソーラー 彦根の家』は、このロケーションを生かすため2階LDKとして
その琵琶湖側にはとても広々としたルーフバルコニーを設けています。
こんなに澄んだ青空の下で雄大な景色を眺めながら
バルコニーで食事なんかできたら最高ですよね!
さてこれから、どんな空間が出来上がっていくのか、
とても楽しみです。
(太田)
2008年12月18日(木)
木ノ本町のF様邸では、現在造成工事をおこなっています。
今回の建築予定地は、山際で少し高台に位置します。
全面道路との高低差も1m程あるため
造成工事が必要になってきます。
幸いにも大型車両が近づけるため大きな問題もなく
現在順調に工事も進行しています。

心配していた天候についても、思ったより晴天続きで
もうしばらくは雪の心配もなさそうです。
現在は擁壁の下地工事をおこなっているところです。

順調に進めば、年内に造成工事が完了します。
今後は、地盤調査・基礎工事へと進めていきます。
この時期は、どうしても雪が工事に影響してきますが
段取りよく工事をおこない、できる限り早くお施主様が
新居にご入居できるようにがんばっていきたいと思います。
(中川)
2008年12月15日(月)
これは先日、弊社で手作りしたダニングテーブル。
使っている素材はJパネルといって
杉の集成パネルで、見た目にも無垢板のような
杉の柔らかな質感を生かした素材です。
弊社工務部の徳田に製作してもらいました。
とてもきれいな仕上がり!玄人はだしです!

天板は円形ではなく、スーパー楕円というカタチです。
長方形と楕円の中間点を結んだようなラインで
四角でもなく円でもない、絶妙なバランスの曲線です。
既製品の家具のような完成度ではありませんが
手作りだからこその素朴な風合いがあって、
木の家のインテリアに溶け込むテーブルです。
また、いろいろサイズやカタチを変えて
他のバリエーションも作ってみようかと思っています!
(太田)
2008年12月12日(金)
今日は午後から、改正建築士法の解説講習会に参加してきました。
建築士法とは、建築士の資格や業務内容について定めて
建築物の質の向上をはかるために制定された法律です。
建築業界では、構造計算書偽装問題に端を発し
業界に内在する様々な問題、課題が明らかになりました。
これにより、まず昨年6月に建築基準法が一部改正されて
建築確認および検査が厳格化されました。
そしてこの11月28日に、建築士法の一部改正が施行されました。
この改正の内容を正しく理解するための講習会でした。

280ページにおよぶ解説書。

今回の改正では、
・建築士の資質、能力の向上のため定期講習の義務づけ
・高度な専門能力を必要とする建築物の構造や設備設計に関し
新たに構造設計一級建築士、設備設計一級建築士の創設
・設計、工事監理に際して建築主への重要事項説明の義務づけ
など、他にも建築士の業務の適正化をはかる目的で
様々な点において法律が見直されました。
一部の悪質な建築士や建設業者が起こした問題のために
業界全体が大きく揺れ動いているのです。
毎年のように改正される建築関連の法律についていくのも大変ですが
これから住まいを持とうとするみなさんが
安心して住まい続けていける建物をつくっていくために
法令を正しく理解し、遵守することは基本中の基本です。
そのために、こういった講習会や勉強会にも積極的に参加し
正しい理解と実践に努めていきます。
(太田)
2008年12月11日(木)
今日は、長浜市にて改修工事を行っているM様邸に
内装関連の打合せにお伺いしてきました。
今回の工事は、以前より建っていた離れの建物を全面的に改修して
息子様ご夫婦の新居にする計画で契約させていただきました。
11月の中旬に一部増築部分の棟上工事を行ってから
約1ヶ月ほど経過しました。
玄関ドアやアルミサッシは既に施工済で
外回りは防風、防水シートにて完全に覆っているため
現地点で雨や雪が降ってきても全く建物内に
水が浸入することはありません。

内部の造作工事も着々と進んでおり
天井下地や断熱材の施工も完了しております。

これまでほとんど使用されていなかった離れの建物が
少しずつ衣装を変え立派な新居にと生まれ変わるのはもうすぐです!
本日は、内装建具等の打合せをさせていただきましたが
今後、照明器具や壁紙などの打合せを進めていきます。
もうしばらくの間、お施主様にはご苦労をおかけしますが
完成に向けて、できる限りのお手伝いをさせていただきたいと思っています。
(中川)
2008年12月10日(水)
今日は、完成見学会した家の気密試験を行ってきました。
試験と聞くと今までいい思い出はほとんど無いのですが、家の性能を調べる
上で、大事な試験です。
ただ気密試験と言っても、ほとんど聞かれた事がない方が多いと思います。
私自身も気密住宅の勉強をしたときに知ったぐらいですから、簡単に言うと、
スキマ風が入ってきてないかの検査と言う事になります。
この家は高気密高断熱で施工した家ではありません。気密シートも
ウレタンフォームなどの充填材も一切使用しておりません。
さあ、普通の施工をした家でどれだけの数値が出るか、楽しみな反面
気密が悪すぎて、測定不能となったらどうしようと、ちょっと不安でもありました。


掃き出し窓の前に測定器を据え、窓の間にスペーサーをあて隙間を養生テープ
を貼って、計測用のチューブと温度センサーをセットして計測準備完了です。
昔の機械と比べると、至極あっさりと簡単になったものです。閉められる換気口
を、もう一度点検に回りOKが出たところでもう計測開始です。

さあファンが回り始めました、家の中の空気を外へ出して、家の中と外との
気圧差を測って出た数値をグラフに機械の中で置き換えます。最初は10Pa
(パスカル)から50Pa(パスカル)まで5点計測していきます。
計測用のファンの風量は大変なもので台風並みの風が勢い良く吹き出して
いてくれます。機械のグラフ表示も安定した数値が出ており、指導に来ていた
だいた検査官の人からもしっかり施工が出来ているとお褒めの言葉までいただ
きました。丁寧な施工をしてくれた大工や業者の人にも感謝です。

やはり、思っていたよりもよい数値が出たとはいえ気密住宅を最初から目指した
わけでもなく、細かな隙間もいくつかありました。
この検査結果を踏まえてよりよい家造りに向けて、どんなところが気密上の弱点
になるのか、施工上気をつけるべきことなど、気密試験をして初めてわかった事が
多く見つかりました。この次からはと期待できたことが何よりの収穫でした。
(津田)
2008年12月08日(月)
さわやかな晴天に恵まれ、2日間の見学会が終了しました。
土曜日の朝はぐっと冷え込んで遠くの山々はうっすら雪化粧。
昼間も一瞬、雪がチラチラと・・・
寒い中、それぞれの会場にご来場いただいたみなさま
本当にありがとうございました!

2日間、本当に気持ちのいい晴天でした。
バルコニーに立つと目の前には広大な田園風景。
ふっと窓の外に目をやると、こんなのどかな風景が広がっている。
それだけでも暮らしに潤いが生まれます。

室内にも燦々と陽の光が差し込んで
床暖房を運転しなくてもいいほどの暖かさでした。

今回完成した2物件、
近々、完成写真のほうもHPにアップしていきますので
またチェックしてみてください!
(太田)
2008年12月04日(木)
12月6日(土)~7日(日)の二日間 完成見学会を開催します!
『心地よい温もりに包まれた木の家』 2棟同時見学会です!
今回の2棟は、オール電化に対応した
それぞれ違うタイプの床暖房を採用しています。
そして、木に包まれた明るく暖かい空間に
水廻りの使い勝手や動線の処理、手作りの収納家具など
のびのびと豊かに暮らすための工夫が満載です!
どうぞこの機会に、機能的で居心地のいい木の住まいを
ご覧になってください!




皆様どうぞお気をつけて ご来場ください!
2008年12月01日(月)
先週末彦根へ、完成間近のお客様のお宅へ竣工写真を撮ってきました。
最近よくみかける親御さんの土地に、別棟で新築です。土地に余裕のある
家庭ならではかと思いますが、住まいに関してもそれぞれの考え方や、ライ
フスタイルが変わってきたこともあげられるのではないでしょうか。
外観は片流れの屋根と黒の縦ラインに木の縦格子のアクセントを活かした
シンプルモダンといわれるデザインです。

内観で人目を引くのが、壁掛けにした50インチのプラズマTVです。下部に
はレコーダーなどが収納できるスペースも作ってあります。すっきり見えるよう
に電源やアンテナなどの配線関係はすべて壁の中です。

施工する側からの意見として、最近のTVは配線がとにかく多いんです。昔の
TVでしたら電源コードとアンテナ線さえつなげれば映ったんですが。
皆さんの家のTVまわりを見ていただければお分かりいただけるでしょうが、
なんでこんなに配線が必要なんだろうとか、コンセントの数が足りなくて二股、
三股コンセントで増設があたりまえとかなってませんか。
もちろん見る位置、高さとか、下地の強度などあらかじめ考えておかなくては
ならないことは数多くありますが。あとで簡単につなぐ事が出来ないことだけを
しっかり頭に入れておいてください。
キッチンは対面式のオープンキッチンとなっており、バックの戸棚スペースには
製作家具を置いています。そしてその続きに収納スペースと勝手口があり、
水廻りにつながるようになっております。


2階へあがってご主人の書斎と、奥様のドレスルーム


奥様の部屋のシーリングや階段室のブラケットなどの照明器具は、ネットで購入
されたそうです。工務店の立場としては、保障の問題などでお勧めするのはどうし
てもメーカーの製品になってしまいますが、自分の気に入った商品を使いたいとい
うことでしたら、どうぞ私どもにご相談ください。
世界中でただひとつだけの、お客様の家を造っているのですから。
(津田)