先月末に地鎮祭を行わせていただいた米原市のF様邸。
今週初めより地盤改良工事から着工しました。
地盤調査の結果、連続自沈で推移する軟らかい層が多く見られるため、
不同沈下を起こす可能性が高い地盤状態であると推測されました。
そのため沈下対策として地盤補強工事を実施し、長期的な安定性を確保します。
今回の地盤補強工法は、支持層の深さや土質の関係からH型PCパイル工法を採用しました。
8.5m~9mのコンクリート杭を計36本地盤に打ち込みます。
2日間かけ、大きな問題も無く無事に改良工事も完了しました。
家づくりでは、建物の見た目や仕様にどうしても目がいきがちですが、
家族を守る上では、地盤は最も重要なポイントです。
後では工事できない部分だからこそ、少し費用がかかったとしても
念入りに工事を行うことがとても大切です!
次週からは いよいよ基礎工事に入っていきます。
ここからが本格的な家づくりのスタートです。
工事に携わるスタッフ一同、ひとつひとつ丁寧な仕事を心がけ、
完成に至るまで、一生懸命頑張らせていただきます。
(中川)